またクローンペダル等に至っては、非常に多くのモデルがあり、どれもサウンドが違う… まず音を同じにするってのは至難の業ではないかと…
アタリとかハズレとか何を持って判断すれば良いのか???サッパリ分かりませんね。

喩えば、コレだけ簡単な回路ですからw
自作ッカーの人達が作ったfuzzface、ちゃんと確固たる意志を持って製作された物からたまたま引き出しの中にあった虎の子のトランジスタwで製作した物等色々でしょうが…w当然同じ音は作れない…w
どうしてだろう???と暗礁に乗り上げてしまう…ツマンネ…ヤメタ…
と言うのが殆どではないでしょうか???
それでも同じ音にならないのが納得いかなくてw
Hfeを計り始めたり…
そう!!正解!!
データ収集をするってりのは大事です!!それである程度は絞り込めますが…
シリコントランジスタならそれで良いと思います!!←しかし、今度はシリコントランジスタではhfeが高過ぎると言う落とし穴があったりするんですけどねw
現存するゲルマニウムトランジスタ自体が少ない訳じゃないんですよ。
fuzzfaceの回路にマッチングしたゲルマニウムトランジスタが超希少なんですね。
真空管を買い集めた人なら分かると思いますが、NKT275とかAC128が使われてると言われてますが、品番はあくまで品番でして…
セカンドソース品やライセンス生産品、現存するゲルマニウムトランジスターというのはゲインが高かったりね。(ちゃんと作られたと言う事もあるのか?w)テスターのhfe測定では、旧い物でゲインが高く表示される物もあります…
(後述しますが…ゲインが高いと言うのは見せかけの事で、リーク電流が大きいとテスターで簡単に計っただけではゲインが高く表示されたりします)
Hfeを計ると言うのは、正解ですが、まずトランジスタが作られ始めた時はゲルマニウムを使ったトランジスタが作られました、技術的に設備も(シリコン等のトランジスタ製法と比べ)大げざでなくて作れたのですが、不純物の混入等で生産は安定しなかったのではないでしょうか?
非常にリーク電流が多いと言う事実があったりします。
ゲルマニウムトランジスタを幾つかテスターのhfe計測モードで計測して行くと…ウンともスンとも言わないのは当然お亡くなりになってるのは論外ですが…中にはとんでもないゲインの高い物があったりします…
それは漏れ電流ってのがあったりしてそうなっていたりするだけで…大体計測上は同じに見えて実はまったく低ゲインだったりします、
一番最初に作られたゲルマニウムトランジスタと言うのは、ゲルマニウムの結晶に針を近づけ、片側に電流を流すと、反対側から大きな電流が発生する…と言う原理です。
トランジスタの動作は複雑で私も全ては説明しきれませんが…
まぁ、簡単に言うと、【ベースから信号を入れると、コレクタから増幅された信号が出て来る】とイメージすれば良いと思います。
コレクタから出て来る信号って言うのは、電源などで増幅コピーされたものが出て来るんですね。
ところが、ゲルマニウムトランジスタの場合リーク(漏れ)が在ると言う事は、ベースからの信号がないにも関わらず、エミッタ・コレクタ間に漏れ電流が在ると…言う事です。
普通のデジタルテスターに付いているHfe計測モードではそれが上乗せされて、ゲインが高く表示されてしまうと…
つまり正確な増幅率の計測ではなくなってしまうと言う事…
リーク電流の計り方は英語サイトですがココにあります。
Hfe=増幅率と言うのも、今や便利な時代で、Fuzzfaceの製作記事を見れば、どうしたらアタリのFUZZFACEってのが作れるか、分かるんですw良い時代です。
(って情報が在るにもかかわらずwまだ単にパーツ揃えれば計測せずとも同じ音が出ると思っている人が多いのは閉口しますけどねw)←毒
リーク電流分差し引きしてHfeで判断するとなるとかなり使える物は限られて来ますが、こんな事を言ってなんですがw
追記…リーク電流の多い物ってのは、まぁイマイチなんですがw(低ゲイン過ぎたりして)しかし、リーク分のサウンド変化はそのせいなのかは判断出来ませんが、確かに在るような気もしますw結局…ヒアリングしないとダメって事なんですね〜wですので幾ら計測上のデータを揃えた所で同じ音が出る確率が上がるだけで、全てでは無い…と言えます。
そもそもアタリってのは誰が判断したんでしょう?
ゲルマニウムFuzzfaceはシリコンに比べて、ダークな印象でサスティーンはあまり伸びず、ハウリずらい…とか…間違いは在りませんが、バイアスをキチンととってやるとサスティーンがスゴく伸びる物もありました。
Tone Benderのように明るい印象の物も在ります。個体差と言ってしまえばそれまでですが(笑)
まず、アタリと称されるFuzzfaceとはどんなモノなのか?周りがなんと言おうと、自身で一番だ!!ってのが一番なんですけどねw
ある人は、大人しくてハウりの無い個体がアタリと言う人が居たり、ある人は暴れないとfuzzとは言えないと言う人が居たり…
鈴鳴りが出ないと…って人も居ます。(ただ、この鈴鳴りも音が痩せているがあからさまだったりするのをありがたがるのは…どうかなとwww)鈴鳴りのトーン変化も少ない方が良いって人も居れば、ガラッと明るいトーンに…と言う人も居ます。
この辺のさじ加減を考えるととんでもない化け物のようなエフェクター(作る側からすると)と思います。
使い方によって、ギターの信号の強弱、ピッキングによって…音が変わるなんて…不確定な要素が多過ぎですねwww
まずどれがアタリなのか?自分なりの判断基準が無いと…
それにはFuzz Faceの特性と使い方を知らないといけませんね。
Fuzzってのはかなり乱暴に分けてw
ブリティッシュサウンドの象徴のようなダークなモノから、アメリカンを代表するBIG MUFFと国産のキチガイ系Fuzz(笑)…と色々ありますが…w
とりあえず、色々ご意見は在るとは思いますが、Fuzzfaceに関してはストラト使用する事を前提にして考えていいと思います。
レスポールやSGなどのハムバッキングPUの付いたギターは、4つ穴マーシャルにプラグインすれば、ソコソコのゲインも稼げるし、あとはブースター等で少し持ち上げてやれば良い音になりますもんね。
ストラトとマーシャルと、fuzzface、この組み合わせはJimi Hendrixですね。
彼の音源を聞いた事がなくて、ロックを語る事なかれwとは言いませんがw
シングルコイルPUのストラトをマーシャルに直でプラグインしてもドライブさせる事は難しいですね。
その為にJimiが使用していたのがFuzz Faceと…言う訳です。
まだ、VAN HELENがストラトにハムバッキングPUを載せて皆をあっと言わせる10年も前の事です。
はははw引っ張りますねwww
Fuzzfaceの深い世界へ続く…w