2012年09月11日

Fuzz Faceの矛盾

ご存知のようにFuzzfaceってエヘクタですが、同じ年代、ロットでも個体差がありまったく同じ音のモノってのは中々見つからない事は何個か試した方はご存知と思いますが…
またクローンペダル等に至っては、非常に多くのモデルがあり、どれもサウンドが違う…
まず音を同じにするってのは至難の業ではないかと…

アタリとかハズレとか何を持って判断すれば良いのか???サッパリ分かりませんね。

fftech1.gif
喩えば、コレだけ簡単な回路ですからw
自作ッカーの人達が作ったfuzzface、ちゃんと確固たる意志を持って製作された物からたまたま引き出しの中にあった虎の子のトランジスタwで製作した物等色々でしょうが…w当然同じ音は作れない…w
どうしてだろう???と暗礁に乗り上げてしまう…ツマンネ…ヤメタ…
と言うのが殆どではないでしょうか???

それでも同じ音にならないのが納得いかなくてw
Hfeを計り始めたり…

そう!!正解!!

データ収集をするってりのは大事です!!それである程度は絞り込めますが…
シリコントランジスタならそれで良いと思います!!←しかし、今度はシリコントランジスタではhfeが高過ぎると言う落とし穴があったりするんですけどねw


現存するゲルマニウムトランジスタ自体が少ない訳じゃないんですよ。
fuzzfaceの回路にマッチングしたゲルマニウムトランジスタが超希少なんですね。

真空管を買い集めた人なら分かると思いますが、NKT275とかAC128が使われてると言われてますが、品番はあくまで品番でして…
セカンドソース品やライセンス生産品、現存するゲルマニウムトランジスターというのはゲインが高かったりね。(ちゃんと作られたと言う事もあるのか?w)テスターのhfe測定では、旧い物でゲインが高く表示される物もあります…
(後述しますが…ゲインが高いと言うのは見せかけの事で、リーク電流が大きいとテスターで簡単に計っただけではゲインが高く表示されたりします)


Hfeを計ると言うのは、正解ですが、まずトランジスタが作られ始めた時はゲルマニウムを使ったトランジスタが作られました、技術的に設備も(シリコン等のトランジスタ製法と比べ)大げざでなくて作れたのですが、不純物の混入等で生産は安定しなかったのではないでしょうか?
非常にリーク電流が多いと言う事実があったりします。

ゲルマニウムトランジスタを幾つかテスターのhfe計測モードで計測して行くと…ウンともスンとも言わないのは当然お亡くなりになってるのは論外ですが…中にはとんでもないゲインの高い物があったりします…

それは漏れ電流ってのがあったりしてそうなっていたりするだけで…大体計測上は同じに見えて実はまったく低ゲインだったりします、

一番最初に作られたゲルマニウムトランジスタと言うのは、ゲルマニウムの結晶に針を近づけ、片側に電流を流すと、反対側から大きな電流が発生する…と言う原理です。
トランジスタの動作は複雑で私も全ては説明しきれませんが…

まぁ、簡単に言うと、【ベースから信号を入れると、コレクタから増幅された信号が出て来る】とイメージすれば良いと思います。
コレクタから出て来る信号って言うのは、電源などで増幅コピーされたものが出て来るんですね。

ところが、ゲルマニウムトランジスタの場合リーク(漏れ)が在ると言う事は、ベースからの信号がないにも関わらず、エミッタ・コレクタ間に漏れ電流が在ると…言う事です。

普通のデジタルテスターに付いているHfe計測モードではそれが上乗せされて、ゲインが高く表示されてしまうと…
つまり正確な増幅率の計測ではなくなってしまうと言う事…

リーク電流の計り方は英語サイトですがココにあります。

Hfe=増幅率と言うのも、今や便利な時代で、Fuzzfaceの製作記事を見れば、どうしたらアタリのFUZZFACEってのが作れるか、分かるんですw良い時代です。
(って情報が在るにもかかわらずwまだ単にパーツ揃えれば計測せずとも同じ音が出ると思っている人が多いのは閉口しますけどねw)←毒

リーク電流分差し引きしてHfeで判断するとなるとかなり使える物は限られて来ますが、こんな事を言ってなんですがw
追記…リーク電流の多い物ってのは、まぁイマイチなんですがw(低ゲイン過ぎたりして)しかし、リーク分のサウンド変化はそのせいなのかは判断出来ませんが、確かに在るような気もしますw結局…ヒアリングしないとダメって事なんですね〜wですので幾ら計測上のデータを揃えた所で同じ音が出る確率が上がるだけで、全てでは無い…と言えます。


そもそもアタリってのは誰が判断したんでしょう?

ゲルマニウムFuzzfaceはシリコンに比べて、ダークな印象でサスティーンはあまり伸びず、ハウリずらい…とか…間違いは在りませんが、バイアスをキチンととってやるとサスティーンがスゴく伸びる物もありました。
Tone Benderのように明るい印象の物も在ります。個体差と言ってしまえばそれまでですが(笑)

まず、アタリと称されるFuzzfaceとはどんなモノなのか?周りがなんと言おうと、自身で一番だ!!ってのが一番なんですけどねw

ある人は、大人しくてハウりの無い個体がアタリと言う人が居たり、ある人は暴れないとfuzzとは言えないと言う人が居たり…
鈴鳴りが出ないと…って人も居ます。(ただ、この鈴鳴りも音が痩せているがあからさまだったりするのをありがたがるのは…どうかなとwww)鈴鳴りのトーン変化も少ない方が良いって人も居れば、ガラッと明るいトーンに…と言う人も居ます。
この辺のさじ加減を考えるととんでもない化け物のようなエフェクター(作る側からすると)と思います。
使い方によって、ギターの信号の強弱、ピッキングによって…音が変わるなんて…不確定な要素が多過ぎですねwww

まずどれがアタリなのか?自分なりの判断基準が無いと…
それにはFuzz Faceの特性と使い方を知らないといけませんね。

Fuzzってのはかなり乱暴に分けてw
ブリティッシュサウンドの象徴のようなダークなモノから、アメリカンを代表するBIG MUFFと国産のキチガイ系Fuzz(笑)…と色々ありますが…w

とりあえず、色々ご意見は在るとは思いますが、Fuzzfaceに関してはストラト使用する事を前提にして考えていいと思います。
レスポールやSGなどのハムバッキングPUの付いたギターは、4つ穴マーシャルにプラグインすれば、ソコソコのゲインも稼げるし、あとはブースター等で少し持ち上げてやれば良い音になりますもんね。

ストラトとマーシャルと、fuzzface、この組み合わせはJimi Hendrixですね。
彼の音源を聞いた事がなくて、ロックを語る事なかれwとは言いませんがw

シングルコイルPUのストラトをマーシャルに直でプラグインしてもドライブさせる事は難しいですね。
その為にJimiが使用していたのがFuzz Faceと…言う訳です。

まだ、VAN HELENがストラトにハムバッキングPUを載せて皆をあっと言わせる10年も前の事です。

はははw引っ張りますねwww

Fuzzfaceの深い世界へ続く…w
posted by シュウ at 13:30| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2012年08月24日

Fuzzfaceマニアック【序章】

久しぶりにしばらく書き溜めていたモノを放出…w
facebookやりながらだとどうしてもあっちに溜まっていくのよね…
暑いけど元気にしてますか〜???

あーあ、マニアックすぎて・・・
今まで散々研鑽してきた先人たちの偉業を思うと…恐れ多くて書くつもり全然無かったんですが…せめて自分への備忘録として保存しておくつもりで書いていきたいと思います。
【マニアックすぎなので多岐に、そして長期にわたり書くことになりますのでどうかお付き合いいただく方たち、気長に…どうか気長にお願いします】

ご存知とは思いますが、1966年イギリスのアービター社からリリースされ、SOUND CITYと言う当時新鋭機材を揃える楽器店で販売されました。
当然、当時のブリテッシュロックの著名人が来る楽器店ですから昔から新しいもの好きな人たちってのは居るモンですなw
(当時のロックなどの前衛的な音楽シーンはどちらかというとイギリスから出ていたという時代背景も考慮できます)

FuzzFace.jpg
↑グレーハンマートーンで、黒文字のシルクスクリーン、口の部分には【ARBITER ENDLAND】黒地・白文字 トランジスタはNKT275【PNPゲルマ】
マイクスタンドの足の部分をヒントにデザインしたそうな…fuzz faceK名前はこれを顔に見立てているんでしょう。
ジミヘンのイメージが強いFUZZ FACEですが…何故???

やはりストラトのイメージなのだと思います。
マーシャル・レスポールは乱暴な言い方だけど、プラグインすればそこそこのドライブ感のあるサウンドは出せちゃいます。

トーンベンダーというfuzzはジェフベックやクラプトンも使ってますが、やはり彼らは当時ハムバッキングPUのギターですもんね。
どちらかというとブースター【レンジマスターとか】の方がピンと来ます。

ストラトってーのは、アームが付いてるのはもちろんですが、マホガニーネックのギブソン系ギターよか、メイプル(ネック)で出来ているだけあって丈夫だしw倒れただけじゃめったに壊れないしwww
何よりも曲中で彼が魅せるファンクグループたっぷりのカッティングにスピード面で付いてきたのでしょう。【つまり切れがいい抜けがいい】
抜けがいいって事は、逆にリードプレイではかなりキツイ思いをしないといけないwww(それでもジミヘンって人はメッチャ巧い人です)

話はそれるけど…w
ジミヘンってギターに火をつけたり、床に叩きつけて壊したりするイメージ強いけど…でも…彼のステージでギターを壊したり火をつけたりしていたのはたったの3ステージだけなんですって…モンタレーでピートタウンゼントの方が先にギターを壊したから対抗してギターに火を…ってエピソードは有名ですねw

元に戻りますwww

まず、FUZZ FACEはFUZZと名は付きます。が…前述のストラトをマーシャルアンプで使うためのアタッチメントであった…と理解します。
もちろんFUZZとしてのミラクルももちろん持ち合わせてますよ。

だけど、ブーブーバリバリ言うだけの使いずらいモノではないと…マニアックな人たちは口を揃えて言います。
ブーブーバリバリも欲しいですけどね(爆


そういうのがGEOFEX←ココにあるfuzzfaceなのかもしれませんね。(これを見て作られた方たちは出た音を聞いてガッカリしたのでは???)

まてまて、そうなると多分皆が頭に思い描いてる、FUZZからは遠くなっちゃうの???

ソコがミラクルというか…面白いところで…

それにはFUZZ FACEの使い方や機材背景を…
Marshall 1959SLP 100Watt Super Lead Plexi Headってアンプを使っていたのは有名ですね。
4つ穴マーシャル。特に1959SLPってアンプはミッドハイにスクープしてるアンプ、さらに音が大きいのはもちろんですが、メッチャ音が早いんだな。
レスポールはどちらかというとミッドに音が詰まっているのでそのままプラグインしても十分ドライブできる。それでもヴィンテージLPを1959で鳴らしきるのはかなりキツイんですけどねw
一般的にショリショリ(いいストラトってのはショリショリじゃないんですよ〜ボトムはLPより全然出ますしね、ミッドが薄いと言うのもレンジが広いからそう感じるだけなんですね、ですのでサウンドメイクは帯域整理をするほうが良い)のストラトをマーシャルに入れたら普段小さい音で弾いている人はまず弾けないでしょう。

ではブースター的なもの…と言ってもレンジマスターとかのトレブルブースター?いやぁ助長させてどうするwww帯域整理っていう名目もありですが…
彼は歌いながらギターを弾いてますから出来れば足元での操作は簡潔にしたいでしょうね。
トーンベンダーではなく、FUZZ FACEな理由ってのがなんとなく浮かんできました。

FUZZ FACE系エフェクトを使用したことがある人は分かりますが…ギターのインプットでかなりサウンドが変わりますよね?
持ってる人は試してみてください。
FUZZ(Attack)はフルテンからちょっとだけ戻します(9.5くらい)Volは適宜…

ギターのVolをフルにして…まぁ普通のFUZZサウンドですねw
それでは、ギターvol8位にしてみましょう、9.5位で急にハイの出方が変わりません???
クランチトーンで、エンハンスド効果で煌びやかな鈴鳴りが出てくると思います。
ジミの得意そうな16ビートのfunkカッティングが似合いそうじゃないですか???

さらに下げると煌びやかなまま…クリーンに…
ただ、アンプに入れてクリーンにしたのとは明らかに違うでしょ?

Hey Joeのイントロなんかは多分FUZZ FACEでクリーンにしてますね。(事実は定かではありませんが)
多分すべてに当てはまるモノってのはなかなか…じゃないですか???
全部を網羅できるのを持っていたとしたら…凄いことですよw

これがマニアックな皆さんを狂わせるFUZZ FACEのミラクルだったりします。
大の大人が大枚はたいてあーでもないこーでもないってwww
まぁこの変化を知ってしまうと、ギターのVOL絞ろうが何しようが出音が変わらんアタッチメントなんてつまらなくなっちゃうでしょうねぇwww

でっ!!コレ欲しい!!となったところですみませんが(爆)

ビンテージエフェクトってのは非常に高くつく上にwまずアタリには出会いませんwww
10万出すから欲しいといわれても…無いモノは無いんですよ…
第一10万で買ったとして、床に叩きつけたくなるような骨董品だったらどうします?w

FUZZ FACEってすべて…とは言いませんが、同じ時期のものでも、音がちょっとずつ違うんですよorz

で、アタリとされているものってのはコレクターさん同士で譲り合ったり交換したり…
夢の無い話で申し訳ないんですが…良い物ってのは…特にこの辺って昔からこういうモンなんです。

君ら10個FUZZ FACE持っていたとしてお金に困って、いや、それなりの地位に居る人たちが多いので、たとえば他にミラクルな出物に出会って資金が必要…とか?(って事はそういう人たちが欲しい物を持ってないといけませんw)
で、売りに出すとしたら良いのから出します???それとも…

…でしょーwお気に入りは出さんわw

ワウもこういうのも良いのは、オークションなんかで出ているわけ無いんですよ〜www

脅そうが賺そうがw出てこないw

厄介なコトにワウもFUZZ FACEも個体差ってー厄介な代物を抱えているんですね。

まぁ著名なコレクターさんたちと交流して、お・ね・が・い!!ってするしかないですね。
それでも高くつきますw

そこで色んなメーカーがリリースしているクローンなんですが…まぁソコソコの値段が付いてしまいます…

アービター社に在籍していたデニス・コーネルの製作するCONELのクローンは持ち合わせのNKT275がなくなったとかでw2年前くらいにディスコンしてますし…

イギリスの鬼才!!D*A*M(ディビッド・アンドリュー・メイン)なんてーのも素晴らしいんですが、入手は本物並に難しいでしょうw

今、買えるのでも前述した使い方が出来るFUZZ FACE系クローンってなかなか無いですねぇ…それだけ難しいんでしょうね〜。

fulltone69とか…同じくfulltone70.この辺りは無難すぎる気もします。

後はアナログマンのsunfaceとか…アナログマン、昔のは気違いっぽくて←褒め言葉 イイッス。

ただし、それぞれのビルターさんのアレンジがあって、それに対して自分が気に入るかどうか・が大事になってきますね。

とりあえず現行FUZZ FACEのシリコンバージョンのJH-F1はなかなか評判が良い。(現行ゲルマのよりも…です)

それと、エリックジョンソンのシグネーチャーはシリコンですが、割と太い音で良い感じ…

現在ジョーボナマッサシグネイチャーは、どちらかというと抜けがいいキャラで、ハムバッキング向けなのかもしれませんが、僕はそれはそれで欲しいwトーンベンダーと悩むところですがw敢えてFUZZ FACEが欲しいw
受注待ちで早く来ないかwと楽しみにしてますw

あ!!今思い出したけどスペインのManlay Soundさんはトーンベンダーマニアック(というか気違い←褒め)で有名ですがw
こちらでリリースしているBABYFACE。気になるところです。

このままだと他社の宣伝になってしまうだけで…w自分的には面白くありませんがw
FUZZ FACEファンが増えることを切に願ってw

それに〜なんと言っても自分も欲しーい…のでw
(じつは試作は続々と出来ているという…)

作ってしまいましょうか!!W

二ヒヒw幸い当LABには耳の良いテスターが何人も居ますしねwww

序章はこれ位でココまではただの好きな人でも書けるわなw
次は、中身の分析パーツの色々を歴史的観点と合わせて。そしてゲルマとシリコンの違いなんぞを…
タグ:FUZZ FACE
posted by シュウ at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | FUZZ FACE マニアック

2012年05月11日

【DOD250魔改造】

本当に本当に…w
今更…って思うケドw

ひょんな事から『何かがおかしい…』と、知り合いから預かったDOD250、MXRのDist+と似た回路なのは知っていたが、定数違いなの?って程度の認識…ん???中身を空けて見ると、シングルオペアンプの筈が、何故か???デュアルタイプの見慣れたヤツが鎮座…

【???】って思い、色々調べて行くとこれはReissueなのね。
オリジナルのグレイは見た事が在るけど、こんな音じゃなくってもっとゲインというか、アンプみたいに音量もデカくwモリモリしている感じ…決して上品な感じではないんだけど、パワフルでロックだw←意味不明w
dist_250_sc.gif
↑参考文献 by Thanks GGG

Reisuue版は、どうも元気が無く、チョリチョリのショボイ音…なんか悲しくなって来たw
レンジ感も狭く、どうもウマくない…

あくまで、個人的な見解…
シングルオペアンプのエフェクターと言うのは、細かい事はヌキw
兎に角ハイゲイン(この場合のハイゲインってのはパワフルって方のね良く歪むって言ってもトランジスタアンプじゃ無理)MXR DIST+ RAT等…アンプに突っ込んで飽和させるイメージ。FUZZに近いノリ。
決して上品な物ではないんだけど、レンジ感はローからハイまで広く感じる。こう言うの嫌いじゃない。


ん〜、本当はGray化するのが一番良いんだが、難関はデュアルオペアンプの回路(基板)をシングルオペアンプを載せ換えても普通はウンともスンとも言わないからやるだけ無駄w←そのままじゃ…ね。

どうしたもんかねぇ…自分なら…基板から作り直しちゃうんだけどなっw

そこまで予算は掛けたくないみたいだからw何とかしましょう…汗

結果…
LM741化(結局オペアンプと戦ったw)

それにともなう定数変更…と、全体的な音質改善のため信号経路のコンデンサ類総取っ替え…

トゥルーバイパス化(どうせ掛けっ放しでしょ?LEDも電池喰うから要らんって言われそうだけど…w)

クリップの切替でも付けるかなと思ったが…そんなにクリップャラクターも出ずらい傾向も在るのと、最近猫も杓子もで…猿真似と思われるのもツマンナイのでw(Over Drive Preampって位だから付けても良いんだけど…)YJMモードスイッチを…(笑)
ただ、これは熱烈なYJMファン向け…と言うのも、YJMの使用機材、70年初期のJMP・50Wattは、ミッドブースト回路がついているモノが存在する。(アタシのやミヒュイル君のはコレがないLEADってヤツ)多分コレでモケる部分をブースト補正していたんじゃないかな?と思われる…つまりトレブルブースターって訳。(ゴメン知識が乏しいw)
一般的に出回っているYJM308の定数を入れただけだとイマイチなのでヒアリングして定数を決めさせてもらいました。
dod250mod.jpg

本当はシングルオペアンプの回路としてブレッドボードで組んで、後段にインバータ付けたりトーン回路を付けたりしたのを色々紹介したかったんですが…シーマセン今度時間がある時に…

そうそう!!
ワウやらFuzzやらビンテージエヘクタばかり運び込まれて…LAB内は総額がとんでもない事になってますが…
ソイツらの解析が続いているので…←こちらもデータが溜まって来ているので必ずブログネタにしますよ。


posted by シュウ at 23:37| Comment(1) | TrackBack(0) | DOD250 MOD

2012年03月28日

LIMITED Over Driveモニター募集の詳細発表っす〜!!読んで応募してねw

お待たせしました。LIMITED Over Driveテストラン販売を開始します。

2012-03-28 02.24.44.jpg
昨日アナウンスしたように、ユーザーモニター・テスター価格での販売をまずいたします。(タダじゃないっすよw)
(通常での市販販売価格は40,000円(税別)となります)

今回のみモニター価格での販売になりますので気になる方は是非条件等お読みになってみてください。
テストランと言いながらも、製品も市販するものと変わりません。

【応募人数】

ギタリスト4名・ベーシスト1名

【応募資格・条件など

プロ・アマ問いません。
(他社メーカーのモニターをしていらっしゃってもそちら様の契約内容などが大丈夫であれば、当LAB的にはOKです)

現在。バンド活動・もしくは創作活動をしている方。

出来れば…ですが、ご自身で機材・ライブ等で使用できるグレードのアンプを所有している方。



著作権フリーの自己音源等・使用しているところの動画・画像・レポート、紹介記事・インプレ等を自身のブログ等で出来る方をブログ等にアップできる方。(Face Book、MyspaceでもOKですよ。ただし誰でも閲覧できる設定にしてあり、リンクフリーであること)

きちんと録れていればリハ音源でもOKです。音源のHP等への方法がわからない、という方でも画像・音源等お送りいただければ当LAB HPでよろしければ代わりにアップします。(この場合、音源は当LABのHPなど以外での使用はいたしません。)


(褒め殺しなんてしなくてOKですwむしろきちんとした駄目出しはして欲しいですw但し、商品の開発コンセプトとかけ離れた批判は勘弁してくださいねw
ちゃんと開発コンセプトからブログで書いてますから…ディストーションが欲しかったとかwいわれても困りまするw)

そして、改良していきましょう。もちろん、これで完成というわけではありませんので、改良点があればアナウンスし、改良いたします。



お名前フルネーム・HPアドレス・メールアドレス・簡単なプロフ(バンド暦・好きなアーティストなどでも可です、音源がある方はそれでもOK。)アピールポイント等の自己紹介・使用機材等(携帯アドはPCからのメールを受け取れる設定にしてください)今度開発して欲しい製品などありましたらそれもお知らせください。


色々条件並べてますが、開発に対する情熱がない方とお仕事するよりは、一緒に色々楽しいことを考えてくれる人を募集してます〜!!「オレ、条件に達して無いや」って方でも意気込み次第では考慮しますよっ!!!

今回の募集に関しては、LIMITED Over Driveのみのモニターといたします。

モニター中、お互いの条件によっては、今後当LABのモニター・テスターとなっていただくことも考えてはおります。条件等はお互いの話し合いで…となりますが…
かいつまんでお話しますと…当LAB規定により割引にて製品を購入することが出来ます。当LAB製品は全員プロの方にも購入していただいてます。(無料でのモニター契約などはしておりません)ですので、他社製品を幾ら使おうが関知いたしません。

【禁止事項】
譲渡・転売は禁止です。

内部画像などは公開はご遠慮ください。


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で、製品のほうですが…折角ですから必要としている方に使って欲しいですね。ということで…簡単な説明。

↓この動画が一番わかりやすいかと…(デジカメの動画モードですので録れ音はイマイチですので、サウンド傾向は次の動画がわかりやすいかと…)

かなりハイゲインに設定しても、ギターのVol次第でクリーントーンから、クランチ・リードと使い分けが出来るのが最大の特徴です。

内部にMIDDLE・BASS・PRESENCEコントロール用にトリマを設定して細かくサウンドメイクが出来るようにしてあります。

外側のコントロールは、Volume、Tone、Gainのコントロールです。

9vで十分なヘッドルームを確保してますが、18vまで使用可能です。006p電池・ACアダプター(センターマイナス)が使用可能。
入力インピーダンス 1MΩ

サウンドメイクについて疑問点などがありましてもサポートいたします。





気になる価格ですが…
7掛けの28,000円とさせていただきます。(卸価格ってヤツですしーません)


ご応募はメールフォームからお願いいたします。
モニターをしていただく方には、こちらからご連絡し、同意書を送付、同意していただいてから製品をお送りいたします。

応募期間など設けておりませんが、定員に達した時点で締め切りとさせていただきます。

応募いただいた時点で、上記条件等、同意したものとさせていただきます。

長々と書いてますが、堅っ苦しいのは私も苦手ですwむしろコレ系の人たちからしたらいい加減な部類…ゲフンゲフンw
より良い製品を作るために一緒に開発してくれる方でしたら大歓迎です!!

よろしくお願いいたします〜!!
posted by シュウ at 04:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 新作アナウンス

2012年03月27日

Limited ODのユーザーモニターを募集します。

昨年度から開発中のプロトタイプODが完成…
LIMITED Over Driveとして発売するんですが…(お前の所は全てLimitedだろと言う突っ込みはナシでw)
その前にテスターさんと言うか、モニターさんを募集しマッス(´Д` )イェァ
limitedod001.jpg
LEDの位置、DCジャックの位置などは色々ですwこの辺の仕様感もレポートして。

プロ・アマ問わず募集ですよん。
丁度、5台あるので、ギタリスト4人・ベーシスト1人って感じかな。

参加資格は、現在、バンド活動(コピーバンドでも可)もしくは創作活動をしていて、現在ブログ等のスペースがある方、
また、そこで音源をアップ出来る方(著作権フリーの音源に限ります)そしてブログにレポート等を書いても良いよって方…
(出来ればご自身の機材を所有している方が良いですね)

残念ながら当LABはプロ・アマ問わず、無料での機材提供はしておりませんので、モニター価格にてお分けしますって感じです。(市販価格は4万円弱を予定してます)
細かい条件、詳細は明日、発表します。ご興味のある方は是非このチャンスに入手してみて下さい。

コチラの動画のOver Driveですね。デジカメの動画モードですから録れ音がイマイチですが…

普通、エフェクターと言うと、歪んだら歪みっぱなし、そして、ギターのVolを絞ると、コモっちゃってギターの美味しいチャリーンってサウンドは何処かへ…そうなるとクリーントーンとしちゃとてもじゃないけど使えないサウンドになっちゃう…
ところが、コレは手元のコントロールでこんな事が出来ちゃいます。静かな場面から、荒々しい転換などもこんな感じでこなせちゃう…

これが如何に難しいか…は、作ってる本人かwそう言う体験をした人じゃないと中々伝わらないのでw
販売するにしてもどうかな?と言う感じだったのですが…(それに3chODって言うモンスターも出来ちゃったしねw)
Over Driveとしちゃかなりのグレードなので…販売してみようか…と…

こちらの方が音が良いですね。


言っておきますが、このLTD、何かのリメイク物でも、MODでもありませんね〜w

素子は何処でも手に入る、4558系を使用してますが、TS系でもありません…

ただの良く在るデュアルオペアンプの2段増幅回路に、BASS・MIDDLE・PRESENCEコントロールを付けて定数を詰めて行ったシロモノなんですけどね…自分が作るとこうなるようです…

あ、そうそう…昇圧もしてませんwww
P-to-Pでもありませんw
相当耳の良い方でも、クリップキャンセルしなくてもクリップ入っているって気付かなかった位ですからwww
それでもコレだけヘッドルームが稼げると…(基板はトリム調整部分、オペアンプ部分を残し樹脂で固めてしまうので回路解析等は不可能になっちゃいますが…)
ベーシックなモノだけにちゃんと作っただけなんすwそう言う意味ではLimitedですね。

チャンスですのでお見逃しなく〜!!
posted by シュウ at 03:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 新作アナウンス

2012年03月11日

Brian May Treble Booster研究

今日はあの忌まわしい311から丁度一年経ちました。
地球にとっちゃ寝返りにもならない程度の変化でしょうけど、その上に住ませてもらっている自分らにとっちゃとんでもない揺れでしたもんね。

…関東に住んでいるボクらが生きている事に感謝と言うと言い過ぎかもしれないけど、色々な事を考えさせられました。
報道もあてにならないし、情報社会と言われているこの世の中でさえ、どうにもならない事があるのだなぁ…と…
また、こう言う時に人間が何をするのか?いや、何をすべきなのか?も考えさせられました。
生きているってだけで幸せ…そんな気持ちです。

まぁこの一年、本業の方は暇でしたよ(爆)
まぁアウトドアとか言ってられないっすよね。

そんな中、実験したりして名作?(迷作?)も出来たわけですが…

まぁ前回のblogにもちょっと出て来てますけど、そんな実験の中で役立っているのがこの…
ブレッドボード実験ボード【仮設w】

今回はBrian May Treble Boosterを例に、自分は備忘録として記録を残しておきます。

とりあえず作っちゃえ!!って人にはこんなの必要ありませんが、もうちょっとココをこうしたい…って人にはとても便利なグッズ。
だって、基板作っちゃってから【あれも】【これも】ってのは労力から言って大変です。(暇つぶしには最高ですがw)

ブレッドボード、はパーツ屋さん等で色んなサイズの物が販売されてます。ボードのみのモノとか、端子が付いているモノ、ジャンパ線が色分けされて付いているモノとか…

前回の画像ですが…P3020125.jpg

こんなのね。

捜せば、色々あります。
なんかそう言うのでエフェクターキットとかあったら面白い!!と思ったら海外にはありますね。Z.vexがNAMMショーで発表したとか…


で…元に戻りまして…前のブレッドボードから進化させてですねw
P3040130_1.jpg
こんな感じのジャックプレートと、スイッチ・Volポットを付けてみたんですよw

P3040135.jpg






で…本題の【Brian May Treble Booster】

Brian May Treble Boosterの回路図を何処かで捜して来ると…
BrianMayBoost.jpg

元ネタのソース

わわわw怪し〜いw手書きですよw

Brian May Treble Boosterってのは、元々はピート・コーニッシュさんが製作したらしい…
ピート・コーニッシュってオジさんは数々のエフェクターを作っているオジさんね←簡単過ぎw

もちっと掘り下げると、現代でも、ピート・コーニッシュの名前は色んな所で聞きますが、ベルデンのシールド線をバラした芯線をエフェクターの内部配線に使ったり…とか細かい拘り方がハンパじゃないオジさん。我々が遊んでいるような事をずいぶん昔からやっている、所謂先駆け的存在。耳がとっても良いんだな。

ま、このピートオジさんをリスペクトして、題材をBrian May Treble Boosterにして、イジってみましょう。
本来Brian May Treble Boosterには、コントロール類がまったく付いてないのですが…
元々、アンプの上においてスイッチは入れっぱなしで使う物だからですね。

アタシはこのBrian May Treble Booster、定数も実に良く考えられていて、そのままで良いと思うんですがね。

で、また、話は変わって、どうしてトレブルブースターが必要なのか?と言うとですね〜…
んーと、ステレオやカラオケアンプにギター突っ込んで弾いた事が在る人居ます?
なんだか今時のギターサウンドって感じじゃないでしょ?ほんとボヨーン、ペンペンって感じで…
そう、PA機材やステレオ機材はギターアンプとトーン回路が違うので、ギターはギターアンプでギターらしいサウンドになるようになってるんですね。

ところが旧いギターアンプなんかはこう言ったトーン設定ではなかったりするんですが…まぁその辺はレオ・フェンダーオジさんが特許を取った(でしたっけ?)トーン回路がギターらしい音…と言われてますが、これって言うのはツインってアンプ以降からなんですよね?(確か…ですよ。詳しい方間違っていたらゴメンナサイ)ギターらしいきらびやかなサウンドになってます。
オーディオでは帯域はシンバルの音から、ベース、ドラムのキックと幅広いですから、フラットになっていると…そんな感じで認識しておけば良いと思います。

その前まではミッドが濃くてボヨーンって感じのサウンド…(ミッドって言うのはバランス良ければ自然と出てますから)
これをガリッとロックっぽいサウンドにするのにこのトレブルブースターが活躍したんですね。(元々はそう言う物なのかな?と思う)
アンプが歪まなかった時代の産物な訳ですね。ブーストするって目的ももちろんですが、ハーモニクス成分を含んで実にロック的なサウンドになるんですね。

実際、このブースター、トレブルブースターってだけあってフルレンジブースターに比べると低域は削られるんですが…ストラト等で無理に低音を出そうとBASS目一杯にすると…飽和してしまう…
グシャと変な低音になってしまうのもいい具合に修正(カット)されているんですね。で6弦とかもハリの在る音になると言う…

その辺も大事な事ですし、なんと言ってもバンドアンサンブルでローがローがってギタリストが言いますが…実は、爆音になるとベースと被ったり、キーボードと被ったり、変にミッド・ローが出ていると埋もれやすいですから、聞こえない…音をデカくする…バンド全体の音がデカくなる…収拾がつかない…とwww良くあるパターンですが…w
色々不都合の原因にもなりやすいんですね。(自宅で一人で弾くには気持ちいいんだけどねw)
つまり爆音とは言いますが、バンドアンサンブルではあまり音量を大きくしなくてもしっかりギターが前に出て来ると言うサウンドメイクになりますねね。なんと言ってもハーモニクスが出やすくて、聴感上の歪み感ってのが増します。

ギターのギターらしい帯域ってのをこのブースターで感じてもらうのも良いかなと…

デロンデロンに歪ませるのも良いんですが、コレくらいの増幅率のブースターは、極上の真空管アンプに付けるとギターのvolでコントロール出来るってのと…
ギターのVolを絞ったとき、コモりますよね?それを是正してキラーンとしたクリーントーンにしてくれると言うメリットもあります。

まぁ現実的な使い方と言うと…くたびれた寝ぼけた音のアンプなんかにも効果的と…

えと、BrianMayBoost.jpgの信憑性ですが…色々調べてみると、GGG、Tonepadにも置いてありますね。
あまりに有名なMODエフェクターですからどこのサイトでも教科書的に置いてあります。
まぁ昔は手に入らないとさえ言われていた物ですが…自作が出来ればクローンだって出来ますし、何よりもっと自分のギター、アンプ、自分の好きな音にだって出来るんですよね。

Tonepadの回路図
んんん〜?こちらのはPNPトランジスタですけど、NPNに直しても問題なさそう…どうしても2N5087じゃ無くちゃイヤって人はこのまま作っても良いんじゃない?だけど、種類が豊富なNPNの方が今回の実験にはベストなのでNPN前提でお話ししましょ。


GGGの回路図
こちらは、手書き回路図と一カ所だけ値が違いますね。inputからトランジスタに行く部分が0.0068μFになってますね。
これはレンジマスターの値のようですね。
ココも入力の部分で値によってサウンドが変化します。0.01μF位にすると比重が下がるのが分かると思います。

とりあえず、手書き回路図で組みます。
P3110131.jpg

モザイクはエッチだからじゃありません、ファズを仮組みしているだけですwそっちはまた今度ね。

まずTonepadの組み方ですね。+とマイナスが逆なのを除けば違う部分は(7)が直接9vに…
つまりバイアスですのん?
ん〜、音量は下がりますがトーンの変化も感じられますね。下げて行くとコモるwちと使いずらいかな…

で…手書きの回路図の(7)を10kΩのトリマにしてみました。
P3110133.jpg

あ、これは分かりやすいかな。ゲインコントールとして付けても面白いかもしれませんね。
マスターvolが欲しければココではなく、0.047μFの後に付ければ良いですね。(常識的に100kΩ位でしょう)

前述してますが、入力の0.0047μF(レンジマスターは0.0068μ)を変えても良いですし、トランジスタに並列に入っているコンデンサを変えてもサウンドは変化します。色々試してみると仕組みが分かって面白いですよ。

もちろんトランジスタを変えても質感が変わります。国産のトランジスタの場合は足を捻って付けるようにすればOKです。

実際、回路図をにらんでいるよりココはこう、ココはこうと変えて行った方が早いですね。
もちろん自宅のアンプだけではなくちゃんとした真空管アンプでも試してみると印象は変わります。
自分だけの最高のブースターを作ってみると楽しいですよん。


そうそう!!音源!!ねwww
実験している所をランスルーで撮っても面白いかもしれませんね。
posted by シュウ at 17:30| Comment(4) | TrackBack(0) | Brian May Treble Booster

2012年03月02日

ド素人のためのオリジナルエフェクター製作

さ、寒いっすね。

南房総はさすがに雪は降らないけど、寒い日が続きます。

海も激荒れwこんな日は色々出来るからこれはこれでアリなんすけどね。
流石に収入の心配はしてます(爆)

お友達のGEEKSエンドウ君(多才な人よねw)の著書『ド素人のためのオリジナルエフェクター製作』のP43の回路図のブースターをブレッドボードで組んでみました。

ブレッドボードッつーのは学研のオマケ教材みたいなちょっと楽しくなるカラーリングの回路実験機なんですけど。

P3020125.jpg

ねっwなんか楽しそうでしょ?

簡単に言うと、パーツを差し込んで、回路を作っていけると…そんな開発者向け機材なんですね。
画像の縦方向に差込口同士がつながっている状態(パーツが載ってるところね)なのね。
で上のほうには2本電源用にプラス・マイナス(グランド)の差込口がつながっている。
大きさはそれこそ色々、秋葉などの電気パーツ屋に行くと「こんな可愛いサイズのがあるんだ!!w」
とか、便利グッズが販売している。

因みにシュウがこの手のグッズで飛びついたのは2.1mmサイズのDCジャックをボードに差し込むパーツ、自分で半田付けして組み立てるだけ。
で、センタープラスだからセンターマイナスのDCアダプターを使うときは逆に差し込めばいいだけ…
006p電池でも良いし、DCアダプターでも良い。

もう時間も遅いので音は出してませんがコレくらいの回路なら音が出なくてもちょいちょいってやれば多分出ると思うよ。←ホントかよ(笑)

上の部分の端子の黒いところが、グランドだから入出力ジャックのグランド、赤いところが入力ジャックのティップ(先のほう)、緑色がブーストされた信号が出るところだからアンプ側のジャックのティップ(先のほう)につながればOKっす。

この辺もネットで探してみると便利そうな補助器具を作ってらっしゃる人たちが居ますので参考にしてみるといいかもですね。
コレなんか面白いw
ブレッドボードで組んでステージで曲によってコンデンサ差し替えたりしたら笑える( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ\/ \/ \

Z.vexっちゅーメーカーなんかコレを使って差し換えが出来るエヘクタなんてのもリリースして評判になってるみたいですねぇ…

ちょっと大きくしてみた画像…
インプット側からつながっているところを次々と差し込んでいくだけです。パーツの配列なんてーのは個性ですから人によってやり方が全然違ったりするんですね。

コレくらいなら慣れれば5分も掛からずに出来ちゃう。
P3020124.jpg

これはフルレンジブースターだけど、ブースターの基本回路(かなり旧くからあるモノだけどね)乱暴な言い方をすると、トレブルブースター・クリーンブースターもこの回路の亜流、定数変更の妙技とも言えるwFUZZはブーブー言うだけで、普段から使えないもの作っても…ねぇw
(最近はまたFUZZは脚光をあびてますけどね)

まぁ著作物なので詳しい解説は出来んけど、補足すると・・・例えばコレだけシンプルな回路なので、石(トランジスタ)のキャラも出る。

このブースターでは2SK30GRって、国産の、例えばパーツ屋さんに行けば、どこにでも在るようなものを使ってますけどこれはFETってヤツ。海外製のFET等も差し替えしてみると面白い。(足の配列はそれぞれ国によって違ったりするので注意が必要、ま、差し替え出来るから楽でしょ???それに間違ったところで壊れたりはしない…w音が出ないだけだけどねw)

それぞれ好みがあるだろうから、このくらいのシンプルな回路だったら、回路図を丸写しして市販品のコピーとか作って満足するより、色々試して、オリジナルブースターを作ったほうが楽しいし、自分のためにもなっていく。
ギターだってアンプだってスタイルだって皆違うんだから、市販品が一番って事はないと思いますよ〜。
なんとなくこっちの方が好きってレベルで良いじゃん。

まぁその後で、トーン回路つけたりしたくなって…w段数増やしていって…w

さらには…w
半田の技量とかw配線材がどうのって…まだまだ色々在るからねw
終わりなき地獄への入り口ともいえますが…なんでもやるからには楽しみながらやりましょ!!

自作道ってのは奥が深い(笑)

2012年02月26日

ジャズコにブースター一発で弾いてみたw

ニコニコけいおん部って所で講師をしている「加茂フミヨシ」氏が自身の故郷でセミナーをしたときの動画がアップされました。

彼の経歴などはホームページWikiで知っていただくとして…

アンプ…JCだってよw


解説です(笑)
初っぱなの、マックスでの歪みを確認してますね。そしてギターのvolを絞る…

さて、貴方のお気に入りペダル、アンプに繋いで音出してみてください。
ギターのVolの反応はどうでしょう?歪みからクリーンまで変化しますか?(まぁ歪み音しか使わないならそれでも良いんですが…)ギターのVolを絞ったとき、音がこもったりしませんか?(まぁスイッチ、ポンでクリーンと使い分ければ言いだけの事ですがw)

動画を見る限り、ちゃんと使える音で構成されてますね。
しかもJCでかよ!!←これは俺もクリビツw
加茂さんのテクニックもさることながら、その辺りも見ていただければ幸いです!!

2012年02月14日

LOOPER / AB BOX Productページに掲載しました。

そのままなんですが…w

HPアップするのってこんなに大変だったっけ???(笑)
ブログやTweet、FACE BOOKに慣れちゃうと画像貼り付けてレイアウト考えて…って結構大変だったんですねw

でも、ユーザーさんからの画像も送られてきて折角ですから、ちょっと載せてみようかなと…w

自分も幾つか持ち歩いてますがw

便利ですよ。

アイデアしだいで色々な使い道があるので一個あって邪魔になる大きさじゃないところが良いかもですね。

バッファのデモとかにも使えますし、例えば、繋ぐと音ヤセするエフェクターは本当に音ヤセしているのか???
なーんて実験にも使っちゃってますw


まぁ、どこにでもある様なモノなんですが…

折角ですから配線材も良い物使って作ってますよ。
WEの配線材わざわざ買ったら足出ちゃうでしょ?

今回画像を送ってくれたのは岐阜の酒井さん。
JTM45&レスボールGTのオーナーさん(でしたよね???wオールマンとか好きだったんじゃなかったかな?)
BOOSKERで当LABのファンになって戴きました。
7919824_1521516163_215large.jpg

user001.jpg
ブルーのLEDがまぶしいですねw

気になる方はLOOPER / AB BOXのぺージ

無くならないようにはしてますが、2ロット目もう少しで完売です!!

posted by シュウ at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 新作アナウンス

2012年01月27日

JBL D130Fインストール←これはヤバいですわヽ(´▽`)ノ

いやぁ、この時期いつもなら暇なはずが、先日のブログで書いたスイッチボックスのご注文とか、遅くなってしまっている3ch ODのリリースなどで忙しいんですが…
そんな中、別件の日記でスミマセンorz

なんとなく徘徊していたeBayで見つけたレアもの(そうでもないのかな?)D160Fのオレンジフレーム。(普通はグレーフレームです)
これはコチラにも記載されてますがリプレース用にFender社がリリースしていたもので、アフターマーケット用のとの事。まぁフレームの色が違うだけなんですけどね。
こうして見ると、オレンジのはヤバカッコいいw
jbl-d130f001.jpg
最低価格が高かったのもあって、競らずに落札してしまった(´Д` )イェァ
年末のクリスマス時期はこんな金額じゃ、ノーマルのでも落とせなかったのに…

コーンはオリジナルではなく、アンプ製作でもお世話になったWeberさん(もともとはスピーカー屋さん)がリコーンした物とのことで、ビンテージよりも少し安いのかな?
まぁオリジナルには全然拘らないので、古臭いコーンのものをびくびくしながら使うよりは良いかなと…
jbl-d130f002.jpg
Weberさん、さすがに良い仕事します。綺麗ですね。ビンテージモノスピーカーの修理では有名ですもんね。

jbl-d130f003.jpg
エッジも当然綺麗ですw

因にビンテージモノのコーン紙はこんな感じでした…
jbl-d130f02.jpg
こちらはグレーフレームのシリアル#3000番台のコーンです。エッジも補修してありますね。センタードームも凹んでないので綺麗な品物です。

jbl-d130f01.jpg
コレね。
jbl-d130f006.jpg
配線も綺麗になってます。(当たり前ですねいちいちスミマセンw)

元々付いていたのはWEBERさんのビンテージアルニコってモデルです。
まぁ当たり前ですがTweedに付いていたスピーカーのレプリカですね。ミッドが濃い気がします。
weber-alnico001.jpg
これはこれで、Tweedトーンとしては素晴らしいスピーカーなんですが…
もっと、ドンシャリ気味にしたいんですよね〜!!Tweedのガワなのに、SRVみたいなサウンド!!みたいなね。
フェンダー系アンプの美味しい所は鈴鳴り感ですから、それもしっかり出ているので交換するのが勿体ないくらいです。

fender-tweed5e5a.jpg
スピーカーを外した所…滅多に見れないですから(笑)バッフルボードも華奢だったらもっと補強が必要?と思いましたけど、心配要らないみたいですね。かなり堅牢な作りでした。出音で負けているようなら、もっと硬い材質に交換も必要かな?

jbl-d130f005.jpg

よっこいしょーいち!!と独り言を言いながら←オヤヂですなw(一人でコレを言ってクスッと笑ったらホントのオヤヂです)
いやいや、そんな事じゃなくて!!やはりJBL、フレームの重さもWeberのJensenレプリカとは全然違います。
この辺はコーン紙の動きを受け止める部分ですからオーディオ的には重い方が良いんでしょうけど、Jensenなどは軽くても良いサウンド、要はバランスなんでしょうね。

さて、作業終了。
後ろからチラッと見えるオレンジ色のフレームがなんかヤバそうな感じw
jbl-d130f007.jpg
音はまだ硬いので、エージングして、いずれ録ってみますが…
軽く試奏してみましたが…うわwこれはヤバいwミッドも濃いには濃いんですが、ローからチリチリ言う所までのバランスが良いです。

若干ドンシャリに聞こえますが、バランスが良いです。以前にも増してタッチとレスポンスが良くなってます。
Volを上げて行ってもクリーンなイメージのままです。歪まないんじゃなくて、分離が良いまま歪む感じですね。このクリーンな感じは良いぞ!!っそっかwSRVもそうですもんね。
あ〜、JBLってこう言う事か…しかし、これは手強いですねぇw

この辺が好みって事になるんでしょうね。アルニコ独特の鈴鳴り感はWEBERのJENSENレプリカより感じますね。
ローも飽和してズブズブって言わずにクリーンなイメージでブンブン出てます。そうそう!!この感じが欲しかった。ただ、レンジが全体的に広がっているので、以前に増してタッチにはシビアになってますねwうん、ヤバいです。
TS系を噛ますのってそう言う事ね。ローは十分だものw前々から感じてましたが、この感じは12inchのスピーカーじゃ真似出来ないかも…無理に出している感じではないですね。(で、わかります?)まぁ時間が出来たら音を録ってみましょう。
posted by シュウ at 16:33| Comment(6) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD