2014年05月21日

Expertment tone MOD(by Weber amp)

Middle足して何となく音作りの幅が広がったTweed 5E5a。

weberさんのサイトのディスカッションにて5E7 TMBコントロールのアンプ回路のインバータ部にコンデンサをアースに落とすMODをしているのを見つけた。
"Expertmemt with this value for best tone"と…書いてあります。
場所は分かったので今度は数値ですな…
(回路図には既に入ってますがwww)
5e5a_schem.jpg

白丸で囲ってある部分のコンデンサを足すだけなんだけなんすケドねw
IMGP1122.jpg

ワニ口クリップで挟み込んでコンデンサを付けながらヒアリングしつつ0.1uf 0.047uf 0.01ufを試す。
(近くに電解コンがあるので怖いです)
結果的に回路図の数値に…

とりあえずTWEED 5E5a Pro ampに関してはこんな感じで暫く使ってみよう。
posted by シュウ at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2014年05月13日

Middle コントロール増設

暫くJBL D130で早い音に慣れ…てませんがw

JBLの15inchスピーカーにする事に寄って、かなりハイの出方もハンパなくなっていたのでこのまま満足…
と思いきや…

5E5aのトーンスタック部分ってダンカンHP(PUメーカーではありませんよ)のトーンスタック計算機でミッドがそのままグランドに落とされてドンシャリになっているんだなぁ…

ナンテいつか何処かで思ったんですが…
5E7 Bandmasterの回路図を見るとTreble・bass・Middleコントロール仕様の物も在ったりして(通常Treble Bass Presenceの3コントロール)代わりにPresenceが無い。

オモシロいので、例の計算機で数値を入力してシュミレートしてみると…
こんな感じになると…
一番下の谷型のグリーン線がノーマル状態の5E5a。そしてMiddleコントロールを付け、ツマミをセンターにした状態が真ん中のグリーン線。
一番上のピンク線はMiddleを10にした状態(つまりグランドに落とさない状態)
FENDER 5E5AMID のコピー.jpg

それでは…回路図…
before mod.jpg
ノーマル状態の5E5aやミッドコントロールの無い時期(ツイード期)のツインアンプなどは皆こういう感じ…

after-mod.jpg
ミッドコントロールはこんな感じで100kの可変抵抗を入れれば良い。

それにしても、問題はこのポットの置き場です(笑)
スピーカージャックが2個あるので、一個をツブしてソコに入れてみます。実際エクステンションキャビがあったらったで良いのですが、12inch×2個のキャビと15ichスピーカー同時に鳴らす…なんてのもオモシロいですが、実際爆音過ぎると思います…(笑)第一今の状態でかなりの重量ですw
IMGP1077.jpg
こんな感じで配線を引き回し…どーなんでしょうね?wハム拾ったりしないんでしょうか?
ダメだったら他を考えるしか無いですが…とりあえずココにしますw

IMGP1078.jpg
非常に使いづらそうですが…まぁそんなに弄る訳ではないのでこれでヨシとします。
音出しチェックしましたが特にノイズが大きくなったとかは感じませんでした。後日オシロスコープ等でもチェックしてみます。

未だ、これだけではフラットすぎるので…今度はトーンスタックの帯域を決めます。
カンで決めても良いのですが、ちゃんとコンデンサとカット帯域の計算をして決めてみましょう。
実際こう言う物は、不確定要素が多いので、出音は計算通りには行きませんのでwワニ口でコンデンサ挟んで…なんですけどねw←このアナログ感がたまらないw

目指すは、これぞモダンツイードトーン←どんなのよwww

今日の所はココまで…w
posted by シュウ at 19:21| Comment(2) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2012年01月27日

JBL D130Fインストール←これはヤバいですわヽ(´▽`)ノ

いやぁ、この時期いつもなら暇なはずが、先日のブログで書いたスイッチボックスのご注文とか、遅くなってしまっている3ch ODのリリースなどで忙しいんですが…
そんな中、別件の日記でスミマセンorz

なんとなく徘徊していたeBayで見つけたレアもの(そうでもないのかな?)D160Fのオレンジフレーム。(普通はグレーフレームです)
これはコチラにも記載されてますがリプレース用にFender社がリリースしていたもので、アフターマーケット用のとの事。まぁフレームの色が違うだけなんですけどね。
こうして見ると、オレンジのはヤバカッコいいw
jbl-d130f001.jpg
最低価格が高かったのもあって、競らずに落札してしまった(´Д` )イェァ
年末のクリスマス時期はこんな金額じゃ、ノーマルのでも落とせなかったのに…

コーンはオリジナルではなく、アンプ製作でもお世話になったWeberさん(もともとはスピーカー屋さん)がリコーンした物とのことで、ビンテージよりも少し安いのかな?
まぁオリジナルには全然拘らないので、古臭いコーンのものをびくびくしながら使うよりは良いかなと…
jbl-d130f002.jpg
Weberさん、さすがに良い仕事します。綺麗ですね。ビンテージモノスピーカーの修理では有名ですもんね。

jbl-d130f003.jpg
エッジも当然綺麗ですw

因にビンテージモノのコーン紙はこんな感じでした…
jbl-d130f02.jpg
こちらはグレーフレームのシリアル#3000番台のコーンです。エッジも補修してありますね。センタードームも凹んでないので綺麗な品物です。

jbl-d130f01.jpg
コレね。
jbl-d130f006.jpg
配線も綺麗になってます。(当たり前ですねいちいちスミマセンw)

元々付いていたのはWEBERさんのビンテージアルニコってモデルです。
まぁ当たり前ですがTweedに付いていたスピーカーのレプリカですね。ミッドが濃い気がします。
weber-alnico001.jpg
これはこれで、Tweedトーンとしては素晴らしいスピーカーなんですが…
もっと、ドンシャリ気味にしたいんですよね〜!!Tweedのガワなのに、SRVみたいなサウンド!!みたいなね。
フェンダー系アンプの美味しい所は鈴鳴り感ですから、それもしっかり出ているので交換するのが勿体ないくらいです。

fender-tweed5e5a.jpg
スピーカーを外した所…滅多に見れないですから(笑)バッフルボードも華奢だったらもっと補強が必要?と思いましたけど、心配要らないみたいですね。かなり堅牢な作りでした。出音で負けているようなら、もっと硬い材質に交換も必要かな?

jbl-d130f005.jpg

よっこいしょーいち!!と独り言を言いながら←オヤヂですなw(一人でコレを言ってクスッと笑ったらホントのオヤヂです)
いやいや、そんな事じゃなくて!!やはりJBL、フレームの重さもWeberのJensenレプリカとは全然違います。
この辺はコーン紙の動きを受け止める部分ですからオーディオ的には重い方が良いんでしょうけど、Jensenなどは軽くても良いサウンド、要はバランスなんでしょうね。

さて、作業終了。
後ろからチラッと見えるオレンジ色のフレームがなんかヤバそうな感じw
jbl-d130f007.jpg
音はまだ硬いので、エージングして、いずれ録ってみますが…
軽く試奏してみましたが…うわwこれはヤバいwミッドも濃いには濃いんですが、ローからチリチリ言う所までのバランスが良いです。

若干ドンシャリに聞こえますが、バランスが良いです。以前にも増してタッチとレスポンスが良くなってます。
Volを上げて行ってもクリーンなイメージのままです。歪まないんじゃなくて、分離が良いまま歪む感じですね。このクリーンな感じは良いぞ!!っそっかwSRVもそうですもんね。
あ〜、JBLってこう言う事か…しかし、これは手強いですねぇw

この辺が好みって事になるんでしょうね。アルニコ独特の鈴鳴り感はWEBERのJENSENレプリカより感じますね。
ローも飽和してズブズブって言わずにクリーンなイメージでブンブン出てます。そうそう!!この感じが欲しかった。ただ、レンジが全体的に広がっているので、以前に増してタッチにはシビアになってますねwうん、ヤバいです。
TS系を噛ますのってそう言う事ね。ローは十分だものw前々から感じてましたが、この感じは12inchのスピーカーじゃ真似出来ないかも…無理に出している感じではないですね。(で、わかります?)まぁ時間が出来たら音を録ってみましょう。
posted by シュウ at 16:33| Comment(6) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年06月08日

Mercury Tone Clone Plus+音源

さて、昨日は作業で軽く試奏してチェックしましたが…

スイッチを入れて1分くらいして、ボチッとスタンバイスイッチを入れた瞬間、高周波ノイズが…
その後ブーンとそんなに大きい音ではないけどノイズが乗る…

なんか変…
Volを0にしてもノイズがでるぞ!?
かまわず弾いてみるw

ん???良い音だけどなんか変だぞ…www

と配線を再度チェックするも間違えてない…うーん、おかしいなぁ…

あ、もしかして…
とトランスの一次側を入れ替えてみる…

あ、ノイズ出ない…www
コレだwトランスの一次側が逆なんだwww
配線図にif loud oscilation occurs, Reverse blue and brown wireっ…書いてあるwそうそうwココの注意書きも読んでいたんだw
Loudってほどじゃないから違うと思っていたwww

ジャラーン…

あ、コレは全然別モンだヽ(´▽`)ノ

これがTweed期の新品の時のサウンドなんだ〜!!
全然モケモケじゃないじゃんwww

さて、またサウンド録りしてみましたよ!!
折角ですから前のと比べられるように同じフレーズ(アタシはプロじゃないので全く同じには弾けませんが…)

セッティングも同じっす。

プリ管・初段から GE 5751(5スター) GE5751(JAN)
12AX7 Made in USAと記載してある(笑)

パワー管 6L6GC STR (TANG SOL)

B+電圧 400V
Bias電圧 50.0mV

マイク/シュアSM57・ベリンガーコンデンサマイクB-2 PRO 

Bright1チャンネルにシールドを挿し

Vol1 5 Vol2 6 Treble 9 Bass5 Presence 7

Audio I/F YAMAHA MW10

Cubase LEにてミックス。



どうですか?
間違えてた所、直ってるでしょ???じゃなくって(T^T)

ココまで来ると好みの世界なんですけどw
コードを弾いたとき、2.3弦がパリッと出ますねぇ…3ピースのバンドなんかではこのくらいが良いかも…

参考までに前のトランスのサウンドも置いておきましょう。



さあさぁ…次は秘蔵っ子のRCA等の球いれてみる???w
posted by シュウ at 18:42| Comment(10) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年06月07日

Mercury Manetics Tone Clone Plus+トランスに交換

今日はトランス交換をしましたよ!!

キャビからシャシーを下ろします…
出来ればあまりやりたくない作業www
だって重いんだものw
P6070124.jpg
まずネジを緩めて…


P6070125.jpg
逆さにしてナットを外す…
P6070129.jpg
右側がTone Clone左が前についていたモノ。
お前は幼稚園児かっ!!w
左がToneClone。右がキットについてきたもの・・・でしたw
(気をつけろよな〜w)

シールドカバーが付いてませんね。

P6070131.jpg
どちらもコイルを巻いて樹脂を付けて固めて?ある…

100607_132639.jpg

元付いていたネジ穴田と微妙にサイズ違い…

100607_133025.jpg

仕方が無いのでヤスリで削る…
前々サイズ違いならドリルで穴をあけるんですが…穴半分程度なのでココは根性だけの作業…さすがにステンレスを削るのは軽い肉体労働…orz


P6070139.jpg
穴も広げてマウント…
P6070141.jpg

こんな感じで作業終了…

軽くテスト…ん?ノイズが乗るなぁ…
ノイズのチェックは明日やるぞっ!!

ん?画像ばっかりで手抜き???
すんませんw明日詳しく書きまーす!!!










posted by シュウ at 21:09| Comment(3) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年06月03日

Bias調整…

追記 2010.6.5
サウンドクリップのマスタリングをしてファイルを置き換えました。



思った通りと言うか…
今回の実験、アンプのBias調整でどれだけサウンドが変わるか?
みたいな実験をしてみるつもりで録音していたんですよ…ジツはw

前日と全く同じマイク位置、アンプのツマミも弄ってない。
ので…
P5140144.jpg
このままね。

プリ管・初段から GE 5751(5スター) GE5751(JAN)
12AX7 Made in USAと記載してある(笑)GEとうっすら…だからGEと思うw

パワー管 6L6GC STR (TANG SOL)

B+電圧 400V
Bias電圧 50.0mV

マイク/シュアSM57・ベリンガーコンデンサマイクB-2 PRO 

Bright1チャンネルにシールドを挿し

Vol1 5 Vol2 6 Treble 9 Bass5 Presence 7


全体的にモッサリしていた44mVの時よりレンジの広がりありますね。
サウンドもきらびやかになってロックっぽくなったw

そして、最後の方はクリーントーン、と言ってもギターのVolは5のまま固定、撫でるように弾くとクリーンなんだけど、強くピッキングするとクランチってのが良くでていると思います。

試奏しているのはアタシだからwかなり荒いプレイですけどw
今回の55.0mVの方が弾きずらくは感じましたよ、というのもタッチがでるので、私のヘタクソなピッキングでは表現力って部分でかなり厳しいものが有るwww
逆を言えば、タッチで表現力を加える事が出来るって事よね。
アンプのセッティングなんて変えてないのにクリーンからクランチまで使えるってのは良いっすよね。

参考までに、一昨日の44.0mVでのサウンド


悪くはないけど、今日のサウンドを聴くともっさりしているなって印象…
女性ボーカルのバックやジャズやるなら良いけどロックじゃないねw

もちろん、タッチでの表現力も加わればもっと凄いよね。

バイアス調整でこんなに変わっちゃうんですよヽ(´▽`)ノ

いくら良いアンプを持っていてもバイアス調整しないと宝の持ち腐れよね。

さて、次はトランス乗せ換えてみますか…

まだまだ実験は続きますヨン。
posted by シュウ at 22:15| Comment(13) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

来た来た!!ヽ(´▽`)ノ

FTPRO-OM.gif
TONE CLONE PLUS+のデータシートがメールにて送られて来ました。

これで作業が出来ます!!ヽ(´▽`)ノ

その前にバイアス実験の録音をせねば…(9 ̄^ ̄)9
posted by シュウ at 14:54| Comment(3) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年06月01日

備忘録w

MODする前にちょっと録音…

Weber OT (W404248)

プリ管・初段から GE 5751 GE5751 どこのだっけ?Made in USAと記載してある(笑)12AX7

パワー管 6L6GC STR (TANG SOL)

B+電圧 390V
Bias電圧 44.0mV

マイク/シュアSM57・ベリンガーコンデンサマイクB-2 PRO 

Bright1チャンネルにシールドを挿し

Vol1 5 Vol2 6 Treble 9 Bass5 Presence 7

Cubase LEにてミックス(2010.6.5マスタリング済み)


下手とか言わないでねwww
何故かすべてスティーヴィーのフレーズばかりで、クリーントーンがない事に気付きましたorz

とりあえず、データシートも手に入ったので次回はMercury Magnetics社のTone Cloneに乗せ換えた音源になりそうです。
posted by シュウ at 22:00| Comment(8) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年05月30日

Mercury Magnetics Transformers

お世話になっているお友達が、試奏しながらお試ししたBias Riteを何かのついでに…
と言う事だったので、前々から目をつけていたMercury Magnetics社のTONECLONE Plusアウトプットトランスを海外通販でオーダーし、昨日到着しました。
オーダーを貰ってから製作するもの(Bias Rite)なので、オーダーから出荷まで1週間〜3週間程度見てくれって事だったので、こんなもんでしょう。
急いでいるものでも無し、丁度いい期間だ。

こちらのMercury Magnetics社、ギターアンプのトランスだったらないものはないんじゃないかと言うような品揃え…
しかもカスタムメイドのモノもしっかりラインナップとしてオーダー出来る。
(もちろん一次側100v仕様も製作してくれるようです)


まぁトランスっちゅーのは、一次側と二次側の設計は単純に一時側を100回巻く、二次側を200回巻くと二倍の出力が得られると言う単純な構造なんだそうだ。よく分からんけど…wもちろん理論的なものだけど、それにしても単純なだけに狙い通りに持って行くのは難しいんじゃないだろうか?と思う…

ま、蘊蓄はコレくらいにして…w

マーシャルを見てみると…マウント方式・(PTの場合)B+電圧値も指定出来る…スゲー!!
オマケに分かりやすいのが、100wコーナー。
Dokken Ratt AC/DCなどのサウンドをイメージしたカスタムメイドまで揃っていたりするから驚きだ。(こちらはサウンドクリップ付きだからイメージしやすい)
見ているだけで楽しくなるトランスメーカーですねぇ。

今回は、5E5A用の【Tone Clone Plus+】をオーダー。

は、良いんですが…
マルチタップ設計のをオーダーしたのですが、データシートがないorz
プライマリ側は問題ナシ、なんですが、セカンダリ(二次)側が、4本…汗
それぞれ2Ω・4Ω・8Ω・グランドの配線だと思うんですけど、どれがどれだか…

ネット上を探しても記述された記事はおろか、データシートも落ちてない…
仕方がないので、つたない英文でメーカーのエンジニアに問い合わせ…
今日、日曜日なので早くても明日の夜にならないと返信はなさそう…(時差の関係上向こうはまだ土曜日の深夜)

画像インプレをしておきますか…
P5290130.jpg
見た目はこんな感じ…
Toneclone Plusのステッカーが…
丁度、Twitter仲間のだ〜にしさんが呟いていたんですが…【松脂と蝋を溶かして混ぜたものでトランスをポッティング】するらしいですねぇ…
独特の匂いがしますw良い匂い…w(何でも匂い嗅ぐなw)

P5290136.jpg
Weber kitに付いて来たトランス(左側)と比べてみる…
Weberのはいかにも…な作り…やっぱり全然違うなぁ…
Tone Cloneって名前だけ有ってTweed期の新品ってこういう感じなんだろうな…と言う作り。ヘタッたトランスを交換を躊躇うよりこちらの方が良いですね。

P5290132.jpg
紙巻きの部分だけでなく全体的に松脂と樹脂の合成物がしみ込ませてあるようですね。

P5290133.jpg
裏側の作りもしっかりしてます。

これで定価が、130ドル前後…
オーダーしてよかったです。

データシートを戴いてから作業に入ります。
(と言うよりオレの英文大丈夫か?w)
posted by シュウ at 15:00| Comment(2) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年05月22日

Youtube 動画も…

折角ですので製作行程をスライドショー形式にして動画を作ってみましたヽ(´▽`)ノ

posted by シュウ at 12:26| Comment(1) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年05月21日

音源〜

久々に更新ですw

友人が何回か弾きながら録っていた音源を編集してデモっぽくしました。

ギターはアッシュBodyのストラトです。
ようするに…コレですw

真空管はプリ管が、初段5751 フェイズ管12AX7 後段5751
パワー管 TANG SOL ブラックプレート、6L6GC-STR

バイアスは倍音がチリーンと出る所でセッティングしました。

録音機材は簡易セット、TASCAM GT-R1を横置きにして、ステレオで録音したものをミックスしてモノラルで出力。自分の耳で聞いた感じに一番近いかな。

アンプセッティングは…全体通してこんな感じ…
P5140144.jpg

強く弾けば歪むし、撫でるように弾くとクリーンになる…
倍音の出方がハーモナイザーの用に聞こえる部分も有りますが、ノンエフェクトです。

ギターのVolとピッキングのみで出音をコントロールしてます。
コントロールも大した事なくwチャンネルなんて完全に1チャンネルですけど、多彩でしょ???w


音源は出来ればPC付属のスピーカーではなくモニタースピーカーもしくはモニタ用のヘッドホンで聞くと自然なサウンドで聞けると思います。

さて、次回は真空管のインプレ&エヘクタを繋いだ音源等にチャレンジですヽ(´▽`)ノ
posted by シュウ at 20:17| Comment(2) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年05月11日

真空管…

しばらく空いてますが自作アンプ弾いていると楽しいっす!!!

弾き倒して思ったのは…
好き嫌いとかそういうのじゃなく、とにかく真空管アンプは調整が大事!!

そうそう先日、いつも遊んでくれるプロの方のスタジオに持ち込んで色々試してみました。

弾いたり調整したり、球交換してみたり…
濃いい時間だったっす。

夢中になって弾き倒していたので、写真撮り忘れていたりするんですけどwww
詳しくはこちら

この方、私と同じで研究熱心、GE管なんかもブラックプレート・グレープレート両方とも持っていて験させていただいたんですが…
全然違うのねorz

今回、バイアスライトも持っていって…画像は前に撮ったやつだけど
P4210126.jpg
これね。

音出しながら調整&真空管の差し替えが出来るって優れものですので…(もちろん電源切ってもパワー管はエライ熱さですから耐熱の軍手とかで作業)
前のイメージが残っているところでまた次のを験せるのは便利ですよね。

次回は色々入手したその辺りのインプレでもしてみましょうか。
posted by シュウ at 00:25| Comment(4) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年04月23日

Fender 5E5A Tweed amp 製作記 その後2

昨日届いたパーツ類で、前回の懸念事項…
殆ど対策出来ました。

作業内容は…Bias調整用のポット交換、こちらは1/2w耐圧のものが必要なのでなかなか良いものが無いんですよね。有ったとしても海外通販…まぁ現時点ではギター用の真空管アンプビルディングする人も少なく、超マニアックですからめっちゃ需要が少なそうですから仕方ないですねw


89802310.jpg
どーせ自分しか弄らないのでコレで良しとしますw
何かのついでに…(真空管をオーダーするときとか?)購入したら交換しようと思います。
インストールする際…前回のポットの値で48kΩでしたので計測してインストール…ソコまでする必要は無いか(爆)

試してみましたが、球によっては25mV位まで調整可能になりました。

P4220122_4.jpg
前回の失敗に懲りてwキャビを逆さにしてシャシーを載せますw最初からそうすれば良いのにねw(これを学習と言いますw)

P4220123_2.jpg
逆さにしてボルトを通して…軽く締めてから起こして増締めしますw

P4220124_1.jpg
起こす前にポット側の配線もパチリ…
良い仕事してます???w

ポットはやはり耐圧の問題のようで、キット付属のものに戻しました。
可変抵抗って耐圧超えるとダダ漏れになるのねw勉強になるわw

P4220124_1.jpg
割とタイトなトランス周り…アメリカの人、ここに指入るのか???w

P4220126.jpg
起こして真空管を差して…と…


P4220127.jpg
トランスの二次側の出力線の使用しないものは短く切っちゃっても良いですね。きちんと絶縁してシャシーとシュートしたり、トラブルの元にならないようにします。
見ずらいですけど…真空管はタングソルの6L6GC、こちらはGE(General Electrics)のレプリカだそうで、ショート&ファットな外観、GEはシルバニア・RCAと並ぶ銘品を輩出していたメーカーです。まぁその辺はマニアの方達の方が詳しいので自分で調べるなりしてください。
真空管の落ち止めの金具が板バネのハンガーになってますが、ソケットとの相性が悪く、ソケットがぐらつくのでスプリング式ハンガーと交換するかな…手元に有るしねw

P4220128.jpg
ポット・ジャック側をもう一度…大きめに撮影しました。
シルバーマイカコンデンサがブライトチャンネル側のVolポットに有りますが、じぇらるとうぇーばーさんの記述によるとココは100pF〜250pFと…パリッとしたければ250pFなんですが…10インチ×3とかだと250Pにすると痛く感じるかもしれません、また、現代の音楽にはミスマッチかもしれませんしね。この辺りもいずれテストかな。今の所ウェーバーさんの言う通り100pFにしておきましょうw

P4220130.jpg
ちょっとトランスよりにした所です。Bias調整用ポット…デカッw
電源スイッチがカーリング製なんですが…頼りないですねぇ(爆)
ジャックもスイッチクラフトではないので感触がイマイチ…汗ここはいずれ交換すると思います。ジャックも一昔に比べて安くなりましたしね。

P4220131.jpg
正面から見るとこんな感じです。スピーカーとシャシーは上手くオフセットしてます。それにしてもスピーカーデカイですねw
ノブはクリーム色にしましたwジャックの穴から異物が入らないように何か対策しなければ…(ビンテージモノにはそんな対策してませんでしたがw)

P4220132.jpg
シャシー用パネルにはアルミテープを貼り、ノイズ対策…外している状態でもノイズは特に気になりませんが…一応ね。ツイード生地の張り方がさすがと言うか…
綺麗に貼付けられているので勿体ない気もしますw


P4230122.jpg
ギターと比べると大きめなのが分かります。
トーレクスの間からスピーカーが見えますが…ただ者じゃないですw

サウンドは…当然爆音でwデカイスピーカーが空気を揺らすのがよく分かります。
Vol3位からクランチが掛かって、これがTweedサウンドかぁって感じの気持ちのいいサウンド…ソコからフルまでは歪みが増していく感じです。
フェンダーアンプのクリーンで痛いサウンドって感じではないですねぇ…
10インチ×4とかのベースマンのよりももっと重心が低く、低音弦を強くアタックするとかるくクランチする程度のパリッとしたサウンドですね。

ノーマルチャンネルとブライトチャンネルはリンクトップしてなくてもノーマルに差してブライトチャンネルをあげていくとパリッとした感触が増していきます。
具体的に言うと、ブライトVolを3 ノーマルVolを8とかだと、高音側はクランチっぽく、ノーマルはクリーン…に…この場合、音量はブライト側に依存するようで、あまり大きくしなくてもソロ引きには良いかも。
これは使えますねぇ…

逆にブライトチャンネルに差して、ノーマルチャンネルをあげていくと低音の倍音が増していく感じです。

トーンがTMB(Treble Mid Bass)じゃ有りませんがかなり多彩な音作りが出来ると思います。
Tweedアンプ、人気があるのもうなづける要素が一杯です。

音源は近々…アップする予定ですからお楽しみにね。

しかし、コレにFUZZって合うかも…FUZZ作るべFUZZw
posted by シュウ at 14:11| Comment(4) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年04月22日

FENDER PRO レプリカ(5E5A)その後…

とりあえず、サウンドチェックを繰り返してますが…
ここからは私感の世界です。

現在kit付属のC国球が入ってますが…12AX7側はコレは見た所中々良いかもしれないwと言う球w
プレートのリブの入り方を見るとナンチャラレプリカとして作られたのに酷似してます。

ただ、6L6GCの方はマッチング取れていないですねぇ(爆)まぁ大体テキトーに入れただけでしょうから動作確認用に思っていた方が良いですね。

いずれ手持ちのタングソールやエレハモの現行管に換えるだけでも良くなると思います。この辺は楽しみです。

問題点が無い訳ではないですね。
動作確認中、位相が逆転したようなサウンドになったため
(サスティーンが途切れ、ブツブツ言う、また音も全開時の半分くらい)、竹のピンセット(基板製作用のだw)で打診…

ゾリゾリッと音がしたのがプリ管周辺の配線…
グイッグイッと配線を押してみると12AX7の#1-#7のブリッジ部分でノイズが出る…
あ、ココが繋がっていないので片側だけの運転状態なのか…へぇぇぇ勉強になるなw

いい訳は…配線をやり直した際に、ハンダ除去した部分をハンダ済みと勘違いしていたから???w誰に言い訳しているのでしょう???w
自分への戒めの為書き出しますw

Vol0にしても音が出る…
これはコレから作業予定…多分、アップグレードのつもりで入れた可変抵抗の仕様(耐圧)の間違いですね。きっと付属のものに変更します。
スケベ心出したのがイケませんw

ついでに、今朝到着したバイアス調整ポットも入れ替えてみます。

最期になりましたが、今回のトラブルで非常に参考になった文献を提供していただいた、林正樹さんとコンタクトが取れたので、HPを紹介させていただきます。

林正樹氏HP

しかし、真空管アンプから中華料理まで…マニアックさも多岐に渡る方ですね。
楽しそうな方です。一度お会いしてお話ししたいw

【超初心者のための真空管アンプ製作講座】

もう、ココを何度も読み返して真空管動作の事や、電源の事を学びました。
お陰で感電ゼロ(爆)

です。いずれブログからもリンクさせていただきます。
ありがとうございました!!
posted by シュウ at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年04月21日

一気に完成!!

さてさてっ!!遂に完成しました!!

どうもアウトプットトランスの二次側がおかしいみたいだなと思い、発注…
届き次第乗せ換えしました。
P4210131.jpg
WeberのBIAS RITEがあるので便利ですw

P4210126.jpg
基板を載せて、B電圧を計測すると360V『おっ!!これはもしかして…』



ココで計算…6L6GCの360Vでのバイアス値は48mAが規定値
(表では375Vと350Vの間って事で大丈夫そうです)
オーバーバイアス気味でも56mA〜60mA

P4210125.jpg
バイアス値計測すると…48.5mA…
ん〜、しかし、バイアス調整用のポットは左一杯…右に回すと120mA以上まで行ってしまう…貴重な球を使う際には寿命も長く取りたい所ですから、もう少し下側の幅が欲しいなぁ…

とりあえず、今後の課題ですね。

さてさてっ!!
こうなると眠気なんて吹っ飛んでしまいますwww
P4210132.jpg
待ちくたびれたよぅ…とキャビネットが言ってますw


ぬぉぉぉぉぉぉ!!重い(爆)
って言うか、コレ一人でキャビに載せるのってメッチャ体力が要りますねw

P4210133.jpg
乗りましたw
15インチスピーカー、デカいですね〜!!

配線も見てみます???w
P4210134.jpg
こちらはプリ管、12AX7側…配線材ビビットな黄色です…
P4210135.jpg
パワー部は赤い線材で区分けしました。
グリーンの線材はフィラメントの配線ですね。ココは高電流ですので18AWGと太めの線材を使用してます。捩るのが大変です…汗
P4210136.jpg
電顕トランス周りの配線です。
P4210137.jpg
ちょっと離れて…スピーカーのでかさが分かりますか???
P4210139.jpg
ギターを置いてみるとキャビネットの大きさが分かりやすいですね。
ベースマンよりちょっと小さいくらいです。

ちょっとだけ音だししてみましたが…爆音です(爆)
ただ、ローが豊かでハイは倍音がいい感じで出てます。
VOLをあげていくとクランチサウンドに…BUZZ TONEってこういうのかぁ〜!!
痛い感じではなく良いですねぇ…15インチの恩恵です。
パイン材キャビも鳴って、リバーブ要らないですねぇ…

真空管はC国製のを動作確認用に入れていますが、タングソル、エレハモ、また、整流管の配線もしてありますのでRCAとかの整流管も試してみたいですねぇ!!

とりあえず完成!!
調整をしながら使い倒していきますよぉぉぉ!!
posted by シュウ at 04:08| Comment(4) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年03月02日

プリ管配線&フィラメント配線

さて、配線も佳境に入って来ました。
プリ管への配線と、フィラメント(ヒーター線)の配線をしましょう。


P3020120.jpg
昨日はあまり手をつけられなかったので始める前はこんな感じです。
当然ですが…小人が来ていないので昨日のままです…w

プリ管は管の裏側(ピンが出ている方)から見て、間の開いている所が有ります。
ソコから時計回りに1番、2番と9番まで数えます。

P3020122.jpg
で…4番・5番はフィラメント配線のブリッジする部分ですからあらかじめラジオペンチなどでピンを互いに向き合わせます。

P3020121.jpg
こんな感じ…

で…信号線を間違えのないように配線していきます。
やはり、シャシーに這わせて配線していきます。

整然と配線した方が間違えも少なくなりますし、後でメンテの時に楽かな…
P3020123.jpg

終わりました。

画像が多いと説明も楽ですw

これでフィラメントの配線をすれば作業は終了です。


ココを流れるのは交流ですので、交流の配線をループさせたりするとハムノイズの元になるらしい…

従いまして…捩ります!!

また、フィラメント配線は、ビンテージアンプ等はシャシーの折り返しの部分に這わせるように配線されますが…
ブラックフェイス以降の配線は真空管ソケットから垂直に立てて宙に浮かせて配線されます。
ドッチが良いのか?やってみないと分かりませんが、ビンテージのレプリカが欲しい訳ではなくw良い音の15インチSPのアンプが欲しいw
現代的な解釈で作るとどうなるのかな?
ってのも有りまして…
現代のブティックアンプビルダーの手法を真似させていただきます。

Tweeed Deluxeでも作る時はビンテージノリでやりましょw

フィラメント線は18AWGとちょっと太いので捩るのが大変です(´∀`;;)
根性入れて捩りますヽ(`◇´メ)ノ

P3020127.jpg
こんな感じで配線しました。
P3020128.jpg
違う角度から…
P3020129.jpg

(この時点では配線違いも有るかもしれませんw)

しかし、とりあえず、これで配線作業は終了!!
キャビに載せて、音だし…といきたい所ですが…
まずは動作チェックと調整ですね。

テスターやダミーロードの到着待ちです。

あ、そうそうバイアス測定は測定用グッズも自作したいと思いますw

明日当たり届くと良いなぁ(´・ω・`)
今晩は寝られないかもしれませんwww
posted by シュウ at 22:56| Comment(6) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年02月28日

サーキットボードを載せ、コントロール系の配線!!

えと、そのままですw
サーキットボードを載せ、コントロール系の配線!!をやりました。

どうでも良いけどチリ地震の津波の影響で午前中は雨の中港に行って船の綱張り…
自分のだけってわけにもいかないので他の人のも手伝ってヘロヘロ…
冷たい雨の中の作業はキツいです…

我が工房は海抜3.5m…汗
予報は2m…倍で来たら…汗
ヤバいよヤバいよ〜(by出川)
と言いませんでしたがw

車に大事なモノを載せていつでも避難出来るようにしておきました。

っで!!
午後からはもうどうしようもないのでw
猫をゲージに入れ、脱走しないように見張りながらの作業ですw

順番にやっていけば良いだけなんですが…w

配線は出来るだけシャシーのシールド効果が得られるように、シャシーに這うように配線をしました。

ちょっと考えている事が有るので順番は逆になってしまいましたが、フィラメント(ヒーター)配線が有るのですが、コイツと信号線が近いとハムノイズの原因になる、との文献を海外サイトで見つけました。原理はさっぱり分かりませんがw
(ホントは調べて知ってるけどw)まぁ長くなるので…信号線と交流電源は離した方が良い、とだけ覚えておきましょ。

何処まで効果があるかは何とも言えませんが…
見た目的にイケてるので良しとしましょうwww
P2280136.jpg
昨日の続きです、こんな感じで配線しました。

P2280141.jpg
間が抜けてますが…w作業後の画像です。

P2280135.jpg
何が大変だったか…と言うとですね…

インプットジャック周りの配線が入り組んでてなかなか手強かったです。
『指の太いアメリカ人が出来てオレに出来ない訳が無い!!』wwwと自分に言い聞かせて作業しました。日本男児の意地をかけてチャレンジします!!

うーんうーん!!と配線材を引き回してポキッと折れた時は目の前が真っ暗に…orz
何より自分にキレそうになりましたwww

P2280139.jpg
別の方向からも撮りました。Bright Volに下がっているシルバーマイカはこだわりの一品ですwww

のちのちのメンテナンスしやすいように整理して配線します。
配線は余裕を持たせて、震動の影響を受けないようにしっかりハンダ付けします。
某マーシャルマニアの方から聞いた話ですが、演奏中の爆音震動でハンダが緩む…と…汗
確かにマーシャルでは…
いや、コンボアンプなら特にそうでしょう。
更に言うと、パイン材で作ったキャビも一緒に鳴って初めてTweedサウンド、リバーブなんて要らないよ…とマニアの方が言ってますが、まさしくその通り!!と思います。

思想も含めコレだけのアイデアを詰め込んで設計されていたのですね。

テレビや冷蔵庫は50年持ちませんが…Tweedアンプは50年モノなんてザラですからね。
そう考えるとこのTweed期のアンプ…すべての事に意味がある気がします。

さて、次はプリ管周りの配線となり、フィラメント配線をもって完成!!
となります。

真空管アンプは作るよりも調整がキモなんですけどねw
posted by シュウ at 19:32| Comment(4) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年02月27日

バイアス調整MOD

さてさて、悪い友達が誘惑するので中々進みませんが…

今日の作業経過…
バイアス調整MODっす。

この時期の真空管アンプはオリジナルだとバイアス調整が出来ないんですね。
シングル構成の真空管アンプにはバイアス調整は必要有りませんが、プッシュプル構成(固定バイアス)になるとバイアス調整が必要です。

(勘違いしやすいんですが、バイアスを可変するのになんで固定バイアスなの???と思いますがw回路的に固定する所を設定して使う時は固定するって事で固定バイアスって事ですね。シングル構成だとバイアスは信号により自動的に可変されます。禅問答のようでスミマセンがw(オレのせいじゃ…orz)そう言う事ですw)
出力が小さくていいのならばシングル構成もサウンドは悪くないですけど、ラジオ番組からテレビ、ライブハウスからコンサート会場へと、時代が変革していきますので、音量が必要になったんですね。

じゃこの時期のアンプは欠陥品なのか?
いやいや、そうじゃないんですね。
当時はバイアス調整が必要ない位真空管が豊富で、マッチするモノを選べたのです。

テレビやらラジオやら…なんでも使ってましたからねw
1950年代ですもんw(太平洋戦争が終わったのが1945年ですよ…)
そりゃ勝てんわwこんなの作っちゃう国ですもんw
そう言う意味ではギターアンプって凄いwテレビ…50年動きませんよ…w


脱線しましたが、現代では一昔前ほど(90年頃は高価だったらしい…このアンプが作られた頃は大昔…ギャハハw)では有りませんが、真空管が手に入りずらくなってます。ビンテージの真空管なんてメッチャ高価ですよね。
一昔前は真空管そのものが貴重な存在でしたが、現在はリイシューものの真空管が豊富になったり、価格もこなれて来ました。
逆に今は真空管オーディオマニア達には絶好の買い時なのかも…とはいえ、それなりに資金の必要な趣味でもありますが…w

どちらにせよ現在も、手持ちの貴重な管にしろ、新しく購入するにしろ、マッチングが取れたモノを前提として、前に入っていた真空管と増幅率が同一のモノを探し出すのは大変な労力を必要としますから、バイアス調整MODをして現代の使用条件に合わせるようにします。

バイアス調整に関しては長くなりますし、アタシのにわか知識で説明するより、ネット検索で調べると豊富に情報が有りますので、ここでは触れませんが…
(後日実際の作業はアップするつもりです。)

極端に言うと、バイアス調整次第でアンプは幾らでもハイゲインアンプにもクリーンアンプにもなります。
自身でサウンドメイクするのであればこれは必須なMODと言えると思います。

これだけ講釈を垂れながらw作業自体は簡単ですwww

5e5a_schem.jpg
実は元ネタはTEDさんの所の指定MODデスw
このアンプのトランスからの配線の入り口にある、R35(6.8k)を4.7Kに置き換えます。
R36は可変幅を考慮して50Kの可変抵抗をR36に変更。
これでOKw

実際の画像は…
P2270121.jpg
こんな感じにします。

あとで何処かへ貼付けておしまいです。
特に注意点はありませんが…1/2w(0.5w)以上のモノを使用。高価ですが、東京コスモス社の30mm径のしかなかったのでそれを使用します。デカッw

さて、もう思い残す事は有りませんwwwボード周りも完成です。

Outputトランス一時側も配線しちゃいましょう。

ハンダが付いていない所はサーキットボードからの配線を足す所です。
P2270124.jpg
Tweed期からのフェンダーの伝統、ノイズ対策で信号線はシャシーに這うように配線されてますのでこれも敬意を払いつつ真似させていただきます。
posted by シュウ at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年02月26日

トランス載せますっ!!

さぁ、段々アンプらしくなって来てますよ。(ずっと言っているような…w)
説明文ばかりじゃ飽きちゃうでしょうから画像沢山撮りましたw

ここからは体力勝負の仕事になりますね。
軍手はめて…と

P2260120.jpg
出力トランス・チョークコイルをシャシーにネジ止め。
チョークコイルはスペースの都合ですかね?斜めにつきます。
出力トランスもクリアランスはギリギリです。

P2260127.jpg
パネル側にはみ出してますけど…汗

ちょっと不安になったのでキャビネットに付くかどうか試してみます(笑)


それにしてもコレだけ豪華にトランスを付けるとかなり重いですw
シャシーの端で手を切らないように軍手して作業しましょうね。
P2260124.jpg

うん大丈夫ですね。(画像撮り忘れましたorzまぁ良いやw皆さんには後のお楽しみですw)

中身は入ってませんけど…ガワだけみればアンプに…



…見えませんね、すみません。

P2260122.jpg
スピーカーとのオフセット具合は結構余裕が有ります。
それにしても15インチスピーカーのデカイ事!!
かなり乱暴な解釈ですが、この機種からブラックフェイス期になって、SRVの使うバイブロになっていくんですね。

見れば見るほど、キャビネットは大きいですね。ベースマンやスーパー、バンドマスターと一緒の大きさですかね?
後で調べてみましょう…


P2260126.jpg
トランスが付いたので配線を引き込みます…引き…汗
う…アウトプットトランスの一次側は余裕ですが…
二次側がチョークコイルの配線と一緒の穴なのでギッチギッチですね…

P2260130.jpg
オラオラ状態で引き込みます…引き込みますったら…
うーん、無理っすwww


あ、良く考えたら2Ωの出力は使いませんね…orz
と言う訳で…
P2260131.jpg

白い配線(2Ω出力)は外で待機ですw
グリグリに縒ってノイズ対策です。
オーディオなんかではよくやる手法のようですが、海外サイトの画像やオリジナルの画像を見るとここは捻っていない機種が有りますが…そんなに拘る所じゃないのかな???

ま、自分が作るんですw手間は掛かってもカネかからずw
やっておきましょうw


【ここで重大なトラブルを発見!!】
P2260134.jpg
シャシーから出力トランスに向かう配線、(青・赤・ブラウンの線)これファイバーボードと干渉してますね…orz
し・か・も…長さがギリギリですよ!!
なんでこんな所に穴があいているんでしょう???すっかりココで良いと思っていましたorz

本当は…
P2260132.jpg
この辺りに出てくれると配線も短くて済みます。

どーすっかな?
どーすっかな??


まず配線が長くなってしまうのはちょっと避けたい所です。
それに、メンテナンス製も考えると配線は分かりやすくしておいた方が後々のMODがやりやすく???なるかも…

しかし…パーツ付けたままボール盤には載せられんよorz
第一重くて支えられない…
うーん、なにより面倒くさいwww
うーん…

P2260137.jpg
迷っているくらいならやりますwww

P2260137.jpg
電ドラにドリルの刃を付け、ステップドリルに付け替えて9mm穴をあけました。

トランス外して…真空管ソケット外して…メンドクサw
あ、これは金属粉が掛かったりしてショートしないように…です。
面倒ですが、金属粉がパーツや回路に回ってショート…は嫌ですからね。
トラブルは未然に防ぎたいものです。

また、こういった金属加工をしたエッジ部分はバリが付いてます、ヤスリで綺麗にバリ取りをしないと手を切ったりしちゃいますから、面倒でも加工後はキチッとバリ取りをしましょうね。

P2260139.jpg
トランスを付け直して、配線を…
うん、これがベストですね。
前のホールが所在無さげにたたずんでいるかのようです。

トランスにはゆるみ止めのフランジナットが付いて来ましたが、これも振動で外れたりしないとも限りませんのでロック剤でしっかり止めます。

P2260141.jpg
絶縁用のボードを敷きます。
これがないとシャシーにバチバチ火花が飛ぶでしょうw

ふぃ〜、とんだ所で時間を食いました。
その場しのぎの現場合わせ作業wですねぇ…

ま、楽しいからヨシとします。
P2260142.jpg
ボードがまだかまだか?と言ってますwww

今日はココまで…w
posted by シュウ at 20:35| Comment(2) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2010年02月25日

ファイバーボード上の配線・その2

さて、今日はパーツのチェック、配線材を実測で計りながらの取り付け…
真空管やポット・ジャックに向かう配線材をとりつけますかね。

フィラメントの配線はちょっと色々考えているので後回しにします。

実体配線図をと回路図を見ながら
端から一つ一つ付けていきます。
pro5e5alayout.gif

配線材は黄と赤で…色分けはルールは特にないんですが…w
本当はビンテージアンプの内部画像を見ると黄色が多いのでwww
黄色一色でやっつけちゃいたい所でしたが、いちお色分けしました。

いやぁ結構丁寧にやっちゃったので時間が掛かりました…
ハンダ付け前にもテスターで再度パーツの確認、バーコードではなくテスターによる実測で確認しました。
大変ですw

でも一番楽しい作業じゃないでしょうか???w

パーツを取り付けるとレオ・フェンダーの設計の凄さが分かります。
電解コンデンサは極性が有るので間違えないように+を下側に…
(ま、アースポイントがジャック側に有るので必然的にそうなるって言っちゃえばそれまでなんですがwww)
一人一人技術者に教えながら作っていたんでしょうねぇ…

オートメーションってヤツですw産業革命…www

あ、よく考えたらレオ様はラジオ屋さんですねwww

P2250127.jpg
とりあえず終わった所です。
結構ハトメにしっかりハンダ付けするってなるとしっかり温めるので時間も食いますねw
アトム君がギュウギュウですwww

P2250128.jpg
B面はこんな感じ…
それにしてもこの黄色の線材、ビビットな色ですなぁw黄色がまぶちいよw
アメリカンな雰囲気ですw(どこが?)

P2250124.jpg
この2Wの抵抗(グレーのパーツ(酸化金属皮膜抵抗))は熱を持つ事になるでしょうから、電解コンと当たらないように離しました。
ココは最後までガイシの様な巻き線抵抗にするか迷いましたが、結局こちらに…

P2250125.jpg
こちらの抵抗もボードから浮かせました。

今日はココまで…w
次はシャシーにボードを載せ、出力トランス・チョークコイルの配線、その後真空管ソケットやポットへ配線を行います。
ラジオ工場の作業員ですw
posted by シュウ at 20:47| Comment(2) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD