シャシーを組み立てて、出力トランス取り付け、そして一気に完成までやっちゃいましょう。
シャシーを組み立てる、注意点は、FETトランジスタの放熱の為のネジ止めくらいかな…
というか、取り説通りにやれば、よほどの事がない限り完成するでしょw(投げやりw)

トランスから出ている線の一次側、二次側両方縒ります。(ノイズ対策)
キットの完成度が高いので穴の位置がずれてたり、そんな事は全くなく…何のトラブルもなく組み上がりますw(つまんないのか???)
あ、配線材とシャシーの穴部分のブッシュなんかも合うモノが有れば入れた方が良いのかな?ま、ギターアンプじゃないですから移動も少ないでしょうしね。十分ですよw十分!!

出力線を繋いで、端子板を固定…これでハンダ付け作業は一通り終わった。
トランスが付くとかなりの重さがあるので、ひっくり返したり作業する為に下にはクッションのようなモノが必要ですね。SP出力は4オームと8オームって感じなのかな?

真空管をセットして見た目は完成!!!
裏蓋はまだ付けてません。
いきなり音を出すんじゃなくって、テスターを出して規定の電圧が来ているかチェックしてみよう。

交流電圧・直流電圧…チェックの仕方もマニュアルに親切に書いてあります。
ヒーターの電圧・300vオーバーの電圧が掛かる部分、色々チェック事項が有ります。マニュアルによると規定の誤差10パーセント程度でOK…とのこと。
なるほどなるほど…真空管の動作原理がよく分かりますね。
(あ、テスターのプローブの片側はシャシーアースの何処か、もう片側を対象に当てて計測、くれぐれも他の部分とショートさせないように。)
さて、すべてOKとなりましたのでCDプレイヤーを繋いで視聴と行きますか!!
なんとなく作りながらもう一発目はコレだな…と聴く音楽もイメージしていたりして…www

ホリーコールトリオ/Don't Smoke In Bed
思った通りズバリです!!w
ハスキーな息づかい。スピーカーの後ろにバンドが有るみたいな錯覚しちゃいました。
低音はそんなに出ないと聞いていたのですが、ウッドベースの様な柔らかいサウンドの追従性は良いみたいです。
ピアノとボーカルの帯域の追従性が良くて、ボリュームを上げて行くと当然歪んで行きますが、イヤな感じでなく、むしろ丁度いい帯域を探しながらリスニングすると良いのかな…
アルバートキング/Live Wire
これも良いです、ライブ版であり、録音状態もお世辞にもいいとは言えないライブアルバムですが…
これはレコード盤も持ってますが、それに近い印象。
アルバートキングの独特の粘るギターサウンド、ダブルチョーキングの泥臭い感じ…うへ〜ヤバいです。
ベースもしっかり出ていますよ。
誰ですか?ベース域が弱いなんて言ったのは…
もちろんタイトなベースサウンドとなるとちょっと追従性が悪い気がしますが、ハイファイなオーディオではありませんから、それを求めてもね…
スタジオモニターだと疲れてしまうような音源でもしっとり、そして、艶やかに聞かせてくれます。
むしろ真空管の特色も出てリスニング用には良いと思います。
私的にはあっという間に出来てしまってwキットとしての製作は物足りなさも感じるくらいですが…w
ビギナー向けって事ですからハンダ付けさえ出来れば誰でも組み立て可能って部分は素晴らしいとおもいます。
また真空管ビギナーとしては、動作原理も分かりやすいですし、MODも可能!!
もっと高みを目指したい方はTU8300(2010.1月現在・限定販売品)と言うトランスから何からMOD可能なキットもありますし、メイドインジャパン素晴らしい!!w日本人で良かったwwwと
また、このキット、6L6GCだけでなく、EL34、KT66。KT88などのパワー管の交換も出来るので組み立てた後も美味しいwww
さらなる真空管地獄に片足突っ込んでますねw