プロジェクトとしては動き出しているんですけどねw
某日本を代表するスタジオ系ミュージシャンから、アンプ直でも良いんだけど(アンプはCAJ・ギターはストラト)もっとリッチなトーンが再現出来るエヘクタを開発していただきたい。。。とオファーをいただいた。
既に自作エヘクタは一個使っていただいて、それが気に入っていらっしゃるようなのでそこからアップグレード…コレが難しくも楽しいw
まず、
●スイッチ切替時のボチッ!!ノイズ…
これは我々自作ッカーの使用する定番6P 3DPTスイッチの接点が切替時に一瞬(浮く)事が原因の一つ、もう一つはスルー音とエフェクト音のインピーダンスの差が起こすとも考えられる。
スイッチが浮く事が原因ならば…
浮かないスイッチを使用すれば良い…
と簡単な答えが出そうなモノだが、そんなもんイチイチ作ってくれる訳もなくw
弱電系回路における、エヘクタ関係のシェアなんて微々たるもんですからねぇwww
まず、その前に完全なトゥルーバイパス回路でなくなってしまう事を前提に…
浮くのが原因ならば、浮かなくすれば良い…
○インプットジャックのホットとアース間に大きめの抵抗をかます…
コレを簡単に説明すると…抵抗を使ってホットとアースをブリッジする事により、スイッチが浮いた時にも信号が途切れないようにする。って事…
実際に信号が通っている場合は信号は抵抗側よりスイッチに向かうので、動作上の問題は無い…と言うか…影響が少ない。と言う事…厳密なトゥルーバイパスではなくなってしまうと言うのはココの部分。
そして、
●低音域がちょっと弱くない?
○オリジナル回路のコンデンサの値を交換…
回路図を見て分からなければ実際作業するしか無い(笑)
回路によってカットする役割も有れば、通す役割も有るので…w
例は通す場合…
コンデンサの容量は倍/半分でかかる(通す)周波数が1oct.上下する。
0.01μF(104)だとローが足りん?と言うならば、0.22μ(224)【注釈1】にして
やると1オクターブ下の帯域が理論上出る事になる。
実際近似値だと分かりずらいので容量を倍もしくは1/2にしてどのくらいサウンド変化が有るか?を試してみると良い。
エヘクタ製作は、ただ、モノを作るのではなく、自分の好みに出来るって言うのも魅力の一つ。既製品のMODだって、ココのコンデンサをこうしたら音がどう変わる?
抵抗を弄るとどうなる?
って把握して行けばトーン回路の設計だってゲインアップだって思いのままですよ。
エヘクタはものつくりでは有るけど、最終的にはサウンドデザインでもあるんだな。
自分がこうしたいと言う目的が有って初めて、MODが出来るんですね。
自分の好みがブレているといつまで経ってもパーツ本位の設計しか出来ないですからwビンテージパーツ屋さんが儲かるだけですよw
注釈1…0.1の倍数は0.2じゃん!!って分かってますってwww
そう言う君、0.2μFってコンデンサ探してみなさいってw有るかもしれないけど数少ないでしょ?www近似値で0.22で良いのw
そんな0.02μFのサウンド変化聞き分けられるなら良いけど…無理だからw
逆に0.47 0.22 0.1 0.047 0.022 0.01とかの数字が多い事に気付いた貴方、やりますねw
0.47は近似値0.5、0.22は0.2…大体倍数でコンデンサは揃えて行くと倍数のコンデンサ、1/2のコンデンサが揃って行く事になりますね。そう言う事ですw