DCケーブルをイジる前にギターの調整…
そう言えば、ウチのFlyingV、ハウリングが酷かったんだった…w
この世の中にハウリング対策は色々有りますが…折角倍音が豊かなギブソンPU、ロウ付けするとその辺りをスポイルしてしまう…と…まぁこの辺りは今や常識になりつつ有りますが…
じゃそのまま???って訳ではないのですw
色々手は有りますw
色々な人との研究の成果ですのでアタシがココに書く訳にはいきませんが…
せいぜいバラした画像でも置いて行きますかね…
フライングVは大きなピックガードでPUはマウントされていますので弦を外して、ピックガードのネジを外せばアッセンブリーの殆どの部分にアクセス出来ます。
さて…コンデンサは…

この時期のお得意のセラミックコンデンサですな…一瞬交換してしまうか???と思いましたが…wコレはコレでいい味出すんですよ…w結果そのままw

いわゆる刻印(Numberd)T-buckerってヤツです。
T-Buckerには他にこのパテントナンバーがステッカーで貼られているステッカードってのがあります。いわゆる過渡期ってヤツですね。

PUのB面はこんな感じ…(B面って言い方旧いっすねw)
刻印PAFは特許出願中、これは特許が通りましたので特許ナンバーですね。
この刻印入りのプレートは80年代のNew PAFってのまで使われます。
音の特徴もPAFと比べるまでもないのですが…70年代のギブソンを象徴するようなハードロックテイストのサウンドで、コレはコレじゃないと出ないサウンドなんだな…リプレース物メーカーには無い元気さが有ります。

ボビン側はTの字がセンター部分に入って…だからTバッカーなのねw
PAFの頃のスクエアウインドウではなく、丸い穴に変わってます。
75年頃だとステッカードと刻印が混在していたり、先程もふれましたが過渡期ってヤツです。
70年代特有のフライングVの特徴を持つこのシルバーバーストですが…
何本か比べてみると、80年代のヘッド形状をしたもの…とかネックセット角度が違うものとか…80年代になると更に仕様が安定しなくなりますw
今でこそ人気???のフライングVですが、70年代後半にはレスポールモデルがメイプルネックになったり、ギブソン人気が低迷して来たこの時期のモデル…
決して良い音とは言いがたいフライングVは(もちろんそれが好きなんですがwww)なんだかんだ言ってセカンドリイシュー(75〜79年頃)のがいわゆるフライングVの美味しい(音が悪いのも含めてw)所なのか???w
全然ハウリング対策にふれてませんね(爆)
面倒なのでスポンジでも詰めておきましょうw
あまりギチギチにしても鳴りが悪くなるし、こればかりはしょうがないですw