良ーく考えるとブログにアップしてませんね(爆)バキッ
フライングVユーザーには必須のwJEN Crybaby…
我々が高校生の頃持っていると『スゲー金持ち〜!!』と本気度が伺えるアイテムでもありました。
現行で手に入る、ちょっと高いワウペダルってVOX846レプリカは多いけど、JENに特化した物って皆無ですね。まぁVOXの本当に旧い物に比べて驚くほど希少価値がある訳でもないしw
ただ、コレじゃないとあのフライングV神のサウンドは難しいんじゃないかなと思います。
というのも半止めで使うとナチュラル、動かすとコワゥと改めてワウが入っているって分かる…
スイートスポットがあって、あまり踏み込むと音が痩せる…まぁワウってのはピークを移動させるパライコみたいなモノですから(実際はトランジスタ増幅による飽和感とかも混ざって独特のサウンドになる)そりゃ痩せますわなw
ただ、ミッド辺りにピークがあり、ココを使うとスイートなサウンドが出るんですねwww
ホントUFO時代初期はワウは使用してませんが後期からMSGに至るまでフロントPU???って疑問に感じる部分は殆どワウがON状態ですね。
ペダルを動かさずに止めておくと現行ワウのような不自然さは皆無で使える…
ココが不思議な所なんですが…
現行のワウではスイッチ入れて止めていようが動かしていようがギョェェェェェって感じの飽和感がついてしまうんですよね。
これはよろしくないw
ワカチコワカチコするのならば音が痩せようがピークの移動の極端な物の方が効果的ですけどね。
止めてミッドハイのブースター、動かすとワウ…とそんな美味しいワウ…
それがJENのクライベイビーだっ!!!
と言う事でw
画像を交えて研究して行きましょう!!

左から、自作、その隣がMister Cry Baby(Vol機能のついた物)を改造してCry Babyにした物、その隣がJenオリジナルのCry Baby(スルーバイパス化MOD)、その隣が某アパレルメーカー、Junkoシ●ダさんの甥っ子(元サポートギタリスト、現豆腐屋さん)にあたる方の所持品。

まずオリジナル無改造(一番右に置いてあったヤツ)の基板、何も弄ってないようでオリジナルパーツのまま…ブルーのコンデンサは何処かで見た事が有るけど、なんだろう???インダクタが赤Faselですね。

これは右から2番めのオリジナル機にスルーバイパスMODを施したもの…
バイパス音との音量差を改善するため一個だけ抵抗値を変更してます。白Faselインダクタですね。コンデンサはオレンジの(多分スプラグか???)がついてます。コレって60年代のワウだとトロピカルフィッシュとかなんでしょうけど、それの後継機種のようです。

配線はこんな感じでMOD。(使用前使用後が有ると便利だぁwww)
配線材も工夫して通すと美味しいwようにしちゃったりしてますwww
で…気付く事が有るのですが…

初段のトランジスタの付け方…
色っぽく「イヤーン」ってなってますwww

こちらも…(ちょっと足が短くてみづらいけど)汗
海外製の石の場合、平たい方を自分に向けて見ると、コレクタ・ベース・エミッタと足が並んでいるんですけどどうやら基板のパターンと仕様が合わなくなって変更したのか???それともやっつけ仕事だったのでしょうか?www
二段めの石の足は綺麗に並んでいるのでやはり仕様なのでしょう…
基板くらい書き換えろよwと…w
さすがイタリア!!テキトーですw
工場のオバちゃん面倒だったでしょうねぇwww
イチイチ足捻って付けなくちゃいけないなんて…w

仕方が無いのでパターンを書き換えて作りました!!

それと、一つの穴に抵抗を二本無理矢理詰め込む所も(→部分)

それで…改良して作ったのが左側、純粋にレプリカしてしまってあるのが右側。
黄色い方はLEDまで付けてしまいましたw
ま、どう見ても本物じゃないしね(爆)
基板のアップを見ると…
リアルレプリカは

こんな感じで…インダクターもリイシューとして市販されているFaselのモノを使用してます。(赤と黄色が有るのですが、赤の方が好みに近かったので…)
トランジスタもイヤーンってやってますしwコンデンサはEROを使用しました。
なんだかんだで全く一緒ではないんですけどねw
で、黄色い筐体のは

抵抗も金属皮膜抵抗、トランジスタはBC109、コンデンサはWIMAとw原形をとどめてませんねwww

で、話はビンテージのオリジナル機に戻りますが…
裏蓋の材質が時代によって違うようです。預かり物のは、ツルッとした鉄板に塗装されたもの…で、私が持っているのは二台とも梨地の塗装がされてます。
どっちがどっちなのか???分かりませんが、購入時期を考えると鉄板のモノから、梨地に変わって行ったのでしょうねぇ…

PATナンバー?は左から2番めのが250.393、右側2台が250.422、どうもその辺りが混在しているみたいです。
あ、黄色い筐体のはジムダンの現行の入れ物ですからwww

前から見た所…真ん中のはMisterCry BabyのMOD品なのでMister Cry Babyのプレートですね。
黄色いのは基板の余白で作っちゃいましたw

アップにするとこんな感じねw
著作権とか限りなく抵触しそうですが…汗
良いよね???w自分のだしwww
とまぁ、思いつくままに書きなぐってきましたが…MODの定数とか何も書いて無いし、なんにも参考にならそうですね(爆)
と言うか、単純な機械だけあって、インダクターにしろ、仕様にしろ、安定していないエヘクタなので、ヒアリングテストが一番かと…(え?)
ただ、どれも言えるのはMODしたのは音が太い!!(コモるのではなく)オリジナル機はパッシブ回路にも関わらず、ジャックに入った信号がふたつに別れてるわけですから当然スルー音がしょぼくなります…
ただ、コレをスルーバイパス化したところで問題は解決しません。
今度はエフェクト音のゲインが小さくなる訳ですからソロを弾く時にスルー音より元気が無くなっちゃあ、踏む意味が有りませんもんね。そこで入力信号を持ち上げてあげる改造が必要になります。
後は音質の問題…これがまた奥が深くて…w近似値の抵抗、コンデンサをたっくさん用意して挑む度胸が無いと迷宮化してしまうくらいですw
その辺りは英文ですが…こちらに研究されている方がいらっしゃいます!!
(丸投げ???w)
その辺りを可変抵抗にして弄れるMODもあるくらいですからねぇ…
ちょっと構想的には古くさいけどインダクターにブリッジしている抵抗を弄れるようにしたりしたら面白いですねぇ…
と言う訳で次回は(いつになるかわから無いけどw)VOXタイプのレプリカもいってみましょう!!(爆)
ホント!!いつも尻切れとんぼですみませんwww
追記
1967年にVOXからJenに製造を委託。トップロゴという、ペダル上部にマーキングが施されたものも発売された。
パテントナンバー250.422は、JENが自社ブランドとしてCry Babyを登録した際のパテントナンバーらしい。
大体1970年中期ごろからCry Baby Superとプレートに明記されているのがそれにあたるようです。
そして1980年代中期にJim Dunlop社に販売権を譲渡するまで作られた。