2014年12月03日

TS系MOD

こちらはTS-9系、FulltoneのFulldriveじゃんって思うけど、実はブーストの方は、fulldriveと同じではなく、ちゃんとFETで組んだブースターをコンボにしてみた。
色々スイッチ付けたりツマミを増やしたんだけど、ツマミだらけの筐体はSPIのさいとうさんの専売特許なのでコレくらいで勘弁しておこう…実は、組み込むのが大変でもうやりたくない(笑)

BODYと言う見慣れないコントロールは要するにバリトンスイッチ、イコライジングの山を変える頃ができる。
いろんな方法があるが、1段目のコンデンサの数値を4種類セレクトできるようにした。

更に反対側の左端は、ブースターのコントロール、上側はブースト量、下の小さいツマミはカットオフのトーン。

そしてスイッチ、クリップは、ダイオードクリップは飽き飽きしてるのでw人気のあるLEDとMOS-FETと言う何ともミーハーなwセレクトw
得意のプレゼンススイッチと、フラットスイッチ、フラットと言うのはアレだ、TS系を使ってると必ず出てくる、ミッドの鼻ツマミ感、コレを解消する。ミッドのロールオフをイヂる部分を変えてるだけだけどねw
ボディスイッチと合わせるとTSじゃ無くなっちゃうw

やりたく無いと書いている通り、コレは本当にやりたくないので没ネタ(フリじゃない)
定番と言うモノにイロイロいじるところを増やしていくのは良いが、UI(ユーザーインターフェイス)としちゃどうなのかな?という疑問も発生して、何より、ウチらしくないw
シンプルに繋げばいい音が出れば良いwと思ったかなw(勿論イロイロイジる楽しみってのも否定しませんよ)
ただ、現場で迷うような音作りはしないに越したこたはないですからね〜。

IMGP1949.jpg

流行?なのか知らんけど、よくFETクリップに付いて良く聞かれるのだけど、かんたんに言うとFETという増幅素子(トランジスタみたいなものなんだけど正確には区分けされてます)を『クリッピング』に使ってる訳です。
元々これを初めて製品でやったのはZEN DRIVEだったかと思います。

クリッピングに使われるディヴァイスは、今まで…
ゲルマニウムダイオード
シリコンダイオード
(ショットキーダイオード)等
LED
が主流だった訳ですが、これに新たに、FET(MOS FET)も使われるようになったと言う事です。
ダイオード(LEDはダイオードの一種)が主流だったのが、FETというディヴァイスが増えた!!と
言う訳なのですが…

実はFETという素子は、しきい電圧以上になると特定の方向に電流が流れる性質を持っており、ようするにFETもダイオードとして使用していると見てOKです。通常、D(Drain)とG(Gate)を束ねてカソード、S(Source)の足をアノードという感じで使用します。これもダイオードとして(のような動作)で使われてるのでした。
もちろん、ダイオードとLEDでキャラクターが違うように、FETもオシロスコープ等で波形を見るとまた違っていたりするのが厄介ですw
ただ、どんな素子・パーツもキャラクターを持ってますのでそのパーツがどんなものでどう使われているか?が重要で、闇雲にパーツを交換した所でサウンドが突然良くなる訳では無いと言う事でw
歪みモノの場合、このキャラクター造りが設計の全てで、ともすれば回路自体はどれも似たようなもののはずなのに、音が違うとか、主張する部分が出て来たりするのでオモシロいとも言えます。
posted by シュウ at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | TS系既製品MOD

2011年05月29日

TS-5 MODってか、オーバーホール。

持ち込まれたIBANEZのTSシリーズの中でもちょっと可哀想なTS-5。

何と言ってもこの筐体がねwwwどう見ても人気者ではないwww(愛情を込めて言わせていただくw)

しかぁーし!!
サウンドはTS-9を凌ぐと言っても言い過ぎじゃないっす。
自分はTS系だったらTS-5を迷わず選んじゃうな。実際持ってるしwww

ま、その辺は回路図とにらめっこして秘密を探してください・・・え?w

そう、音は歴代TSブラザー(ファミリー?)の中でも良いのよ!!
バッファも結構良い感じのが付いてますしね。音が変わらないんじゃなくてバッキング向けになっているのね。
だから、ストラトなんかを使うときはエフェクトオンにしないでも前段に繋げて置くだけで効果的なんだな。
だからSRVも使わなくても繋いで置くんだなw
おっと余計なこといっちゃったかな?w

ですので・・・あまり弄るのは勿体無い!!
スイッチ部はわりと壊れやすいのでその修理もよく受けますが、これは大丈夫みたいですね〜!!!

とりあえず、オペアンプクイックチェンジMODを施しました。
P5290123.jpg
これでオぺアンプがソケット化されているので4558と互換のあるデュアルオペアンプを挿し換えが出来る様になります。
(これ見よがしにMOTOROLAの缶オペが挿してありますがW撮影用ですWウチで買うと高いですよ(爆)入手はご自身でなさってくださいW)

そして、そろそろこの年代のエヘクタさんたちは、経年変化でヤレちゃうパーツを交換してあげたほうがシャキとしますので・・・
電解コンデンサを交換してやりましょう。
折角ですからちと大き目の耐圧のモノを挿し換えて・・・
P5290125.jpg
右側が新しく入れる電解コン、左側が前についていたお疲れ様な電解コン。
新しく入れるのは耐圧が50vとかのもの・・・全然大きさが違いますね〜!!
DIYでやられる方は自己責任でね。コンデンサの耐圧は大事ですよ!!大きいのをつけるのは良いんですが、逆はダメね!!
それと耐圧大きくなるとコンデンサってーのは高いなりますし、大きさもデカくなりますから、ギチギチの基板なんかだと入らなくなっちゃったりしますからね、お気をつけあそばせw

P5290127.jpg
作業終了です。OSコンの緑色がなんともいえませんなw
電解コンは重要なのは性能です。後は耐久性とか・・・

デスノデ、音は・・・・ですwww

音の良い電解コンってのは無いのかもしれませんね。
当labの製品は10年20年先でも活躍してもらえるようにできる限り高性能な電解コンを入れるようにしてますよ!!

P5290128.jpg
LEDも換えてwすっかりMODしたって分かっちゃうようにしましたwww
だってwこの程度のMODでお金もらうのも気が引けますしねwww

あと何年使えるかな?w
さて、気に入ってもらえるでしょうか?w
posted by シュウ at 21:25| Comment(6) | TrackBack(0) | TS系既製品MOD

2008年10月21日

スゴいねwTS808HW

メーカーさんがココまでやるってのがスゴいね。定価の\54,600ってのも、作る手間考えたら妥当な所か?

TS808HW、ラグ板で組むなんて目が回りそうwwwコレクターの人達には嬉しいんじゃないですかねぇ?
TS808HW 01
いくらTS、TSって騒いでも、中古市場やMOD市場が賑わうだけではメーカーさんは良い事なんて何も無いですもんね。オリジナルを製作したメーカーさんも、もっと儲けて良いと思いますし、選択肢が増えるのは良い事だと思うのデス。

TS808HW 02

ラグ板、ブースカーのラグ板バージョン辺りから結構、皆さんやり始めましたねぇ!!
自分だけのスペシャルを自作するって良いじゃないの!!ヽ(´▽`)ノ

画像から分析すると…TS808と言ってもこれは1つICを使っている、TS9に限りなく近いバージョンですね。当然、艶ありではなく、通常のJRC4558Dです。
抵抗はカーボン抵抗、電解コンデンサ等は比較的入手し易いニチコンかな???
パーツ等は特に高級パーツを使わず、オーソドックスなパーツで配線等でプレミアム化しているようですね。

イインデスイインデス!!
メーカーさんがこういう手間をかけたモノを作るって言う所がスゴいんですから!!
月に何個も作れないでしょうに…これを趣味でやっている個人レベルじゃなく、お仕事としてメーカーがやってくれるって言うのはスゴい事ですよ。
値段だって…高いとか言う人も居るかもしれませんが…メーカーさんは何人もの技術者を生活させて行かなくては行かないんですから、それだけ色々な人間が動いてこの値段ですからね。

このカテゴリがとっても盛り上がっているのは嬉しい限りです。
posted by シュウ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | TS系既製品MOD

2008年04月27日

TS系MOD・作業編(動画)

実作業に入ります。Maxon OD-9 Op amp Quick change MODとでも言いましょうか・・・w

ちょっと見づらいかなぁ???



作業は自己責任でお願いいたしますw
posted by シュウ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | TS系既製品MOD

2008年04月26日

TS系MOD・準備編(動画)

動画を作ってみました。感想などお聞かせください。

こんな感じで準備して頂戴w


続きは明日のココロ〜っ!!
posted by シュウ at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | TS系既製品MOD