2011年06月07日

光学式トレモロ。

元ネタはTONEPADさんのTremulus Luneってヤツ。
最近流行の小さいトレモロとか、FETを使ったマシンガンサウンドのようなのも良いんだけど、ツイードアンプに付いているような、滑らかな掛かり具合のトレモロが欲しかったので迷わずこちらに…やはりこっちのが音も懐かしい感じwww(ツイード期には生まれても居ないんですけどねw)基板はずいぶん前に作っていたんですが中々www
ふと昨日思い立って今日の夕方から製作開始www

動作は簡単!!
LDRと言う素子にはLEDと光センサー(LCD)が入っていて、LEDが光ると音を通すってだけw
実にアナログなんだけど、ファジーな部分が実に音楽的、FETでサイン波を発生させて、音を出したり止めたりって構造の方がパーツ点数も少なく、構造的には簡単なんだけど、飛び道具的なサウンドになってしまう。

TONEPADのpdfファイルには基板パターンも掲載されていて、このままコピーして感光基板を作ればOKと簡単…

でも、もう一捻りw
自分で作りやすいように基板パターンも弄って作ってみたりしてw

基板裏面
P6060120.jpg
もう少しLDRの廻りとかキチキチなので、余裕を持たせてあげた方が作りやすいかもね。

P6070123.jpg
ICの裏側を通す電源部分のパターンが細くて気に入らなかったのでw引き回しを換えているんですが…電源の引き回しのランドの位置を間違えたらしいwwwなんとかリカバリwww
基板上のトリマーはゲインコントロール。エフェクトオフとエフェクト音の差があるときはこれで調整する。
実際トレモロはスルー音に対して小さく聞こえがちなのでこれは便利。
外に出してツマミでコントロールしても良いかも。そうなるとツマミだらけになってしまう訳ですが(爆)

P6070121.jpg
LDRさえ入手出来ればそんなに難易度は高くない。中にはLDRを自作しちゃっている人達も居るみたい。
「LDR+自作」で検索すると結構いらっしゃるwww

ケースはタカチのヤツw
SPEEDノブはメインのと微調整用の二つを付けるようにレイアウトでは説明されているが…たまたま4つ穴があいていたのが在ったのでw(何かを作ったんですがw失敗と言うか…気に入らなくて放置w)SPEEDコントロールは一つで…
実際、コントロールは微調整を付けるほどシビアでもないwPHASE90とかもそんなもんだろ?w
テンポに合わせて揺らすにしてもそんなに微妙なコントロールは要らないと思うw
付点で掛けるほどシビアにしなくても良いしねw(ニホンジンコマカイネーって海外サイトのレイアウトなんですがw)
コレで良いよwww

P6070132.jpg
ガワのデザイン。鏡面にしたケースには黒い文字が似合う…気がするw

ON/OFFの他、SPEEDインジケータ用のLEDも付けてみた。カッコいいしw割と便利!!wスイッチとは切り離しているのでOFFにしても光る、のでOFFの時でもスピードの確認が出来るw

コントロールは4つ在るからサウンドメイクも多彩ですねぇ!!

「DEPTH」は揺れの幅のコントロール。
「SPEED」はもちろんスピードのコントロール。
「SMOOTH」は音の立ち上がりのコントロール。
(立ち上がりを早くするとFET制御のマシンガンサウンドみたいになるけど…矩形波みたいにはならないwあくまでスムースなのだw)
「SPACING」は原音とエフェクト音のMIXレベルのコントロール。
さくらいさんのコメントで、揺れの中心点を何処にするか?のコントロールではないか?とw確かに…orz(笑)

単純そうだけど、それぞれのコントロールが複雑に絡み合って実に面白い!!
特にDEPTHとSPACINGは効果が似ているように感じるけど使い分け出来るのは良いですねぇ!!
フェイザーやVIBEと呼ばれるエヘクタに比べシュワシュワせずシンプルな効果が欲しい人には良い。
一つ持っていると便利かな。

捻り系のUNI VIBE等と比べると、スローな曲のアルペジオや、バッキングで本領を発揮!!って感じかな。
飛び道具的なサウンドメイクもできますね。
今度、音源もコントロールが分かりやすいように録ったら面白いかもしれませんね。

優れものwww音の良いトレモロが欲しい人は是非!!
posted by シュウ at 02:04| Comment(8) | TrackBack(0) | LDR TREMOLO