2011年06月02日

オシロスコープ実験

先日衝動買いしてしまったwオシロスコープ、実際製作の役に立つものなのか???w
実際に使用してみましょう。

●準備編

正弦波はPCで発振出来るソフトが在るのでVectorなりで探してみて下さいね。
ちなみにMac環境ではシェアウェアでしたが、AUDIO TESTと言うものが在りました。
これをPCに繋いであるオーディオI/Fミキサーから出力、オーディオI/Fのヘッドホン出力からでもCR出力など何処からでOK。
ようするにエヘクタに任意の周波数の正弦波が送れれば良いのだ。
ギターの音じゃダメなのは要するに減衰して行く出力だから…テスト中に何度も弦を弾かなければいけないし、ピッキング名人でも人間の手で弾いた弦の出力が安定する訳ないんもんね。

これをエヘクタに繋いで1KHz(別に適当に決めただけw)を出す、そしてエヘクトアウトにプローブを繋ぎ、オシロスコープで波形をみる。

と…まぁそんなに難しい事ではないwww


●実験開始〜♪
まず正弦波が出力されているか?
簡単ですwエフェクトオフにすれば良いw
正弦波はこういう形ね。
P6020136.jpg
こういう波形をまず出せるようにしましょ。
V・Scaleとか言うところを弄ると波形の大きさが調整出来ます。
そしてTime Baseとか言う所を調整すると横軸の波形の幅が調整出来ます。Timeって要するに時間軸ですね。
それとY・Scale、Y軸ってのは波形の中心位置の事、これを画面の中心に持って来ると見やすくなりますのでズレているときはココを調整・・・と・・・
マニュアルも見ないでw自分が出来たくらいですからwww割と直感的に弄って分かりやすく出来ていると思います。

そして、次はエフェクトONにした時の波形を…(微調整は必要です)

くれぐれも言いますが…1KHzの場合の波形です。他の周波数帯ではもっと違う波形に鳴る事も当然あるはず。
まぁ目安くらいにしかならないですね(爆)

さてさて、それでは色々繋いだ結果を…

まずTS系

●TS-5
P6020138.jpg
オーバードライブって元々真空管アンプをドライブさせた状態を再現って位ですから、正弦波を保ちつつ歪み成分を含むと…
そう言う感じで激しく波形を換えてクリップするようなキャラクターではないってことですね。

●TS808クローン
P6020137.jpg
こらちは自作したTS808のクローン。4558ではなく1458系を2個使ったものですが、兄弟分だけ在ってTS5と似てますね。

●OD LTD
P6020142.jpg
新作のリミテッドエディションのODの波形、こちらも典型的なオーバードライブ波形。ハイゲインではありますが全体的な音像はマイルドですもんねw

●Honey Beeクローン
P6020143.jpg
こちらはローゲインのODってことで…
ゲインは関係ないのか???w知っている人は知ってると思いますが…こちらクリップ回路に一部LEDが使われてる。その辺りもこだわりの部分なのかな?と思いますが、こういう風になるのか…

●BOOSKER
ODばかりでしたが…ブースターもって事で…
P6020140.jpg
ノンクリップのブースターだけ在って、そのまま出力が大きくなっているだけですwww
当然そのままじゃ音が大きくなるだけwww真空管アンプを通すと効果を発揮するってヤツですね。


●痛エフェ
こちらはODとディストーションの間くらいのキャラクター、ディスクリート構成のエヘクタ
P6020139.jpg
へぇ〜こういう感じになるのか〜!!
方形波と三角波の間みたいな波形ですね。それでもエッジがキツい訳ではないのでナチュラルに聞こえる???のか?

●BORMOD
こちらもディスクリート構造…って事で試してみた。
P6020141.jpg
あ、やはりディスクリート同士は似てます。そう言う事???

●某TMBコントロール付きハードディストーション
ハイゲインでとにかく原音がどうとか言うより強烈に歪むディストーション。何処かに動画があったかな?
P6020144.jpg
うっひょーwなんじゃこれ?wって感じの波形でした。
当然エッジ感の強い激歪みですからねぇ!!!

●FUZZ(Fuzz Face Clone)
じゃFUZZも試してみたいってのが人情ってもんでしょう。
P6020134.jpg
ちとY軸が下の方に行っちゃって見ずらいけどwシンセの方形波みたいですね。
そっか…シンセも波形を変化させて音のキャラクターを作るんだもんね。

まだ、使い始めたばかりなので傾向とかそのキャラクターが、何によってもたらされるのか?パーツ?とか???
までは追求出来ていませんが、また色々試してみたいと思います。
オモシレぇwww
この記事へのコメント
なるほどぉ〜。
歪みの波形って、こうなるんですねぇ。
マーシャルのバイアス調整する時の1KHz/-20dBでも、ゲインフルにすると紫のハードディストーションくらいな波形(もっとかな?)にはなるんですよ。
ボグナーリードチャンネルだと、一応、もっとひしゃげた矩形波になるんです。実際にはそんなにハイゲインじゃないですけどね。(^o^;

ん〜、こりゃなかなか楽しいですねぇ〜。\(^o^)/
Posted by Sam at 2011年06月03日 00:31
アナログシンセ使っている人だとピンと来るんですよね。
バイアス調整ならなおさらですねw

どっちにしろ自分の耳で調整するのが一番なんですけど、こうして形になると面白いですね。

エヘクタ単体のこの波形も参考程度なんでしょうけね、ラインならまだしも、+ゲイン等のエフェクターの役割からすると、アンプ通して最終的にどうなるのか?の方が重要な気がします。
とは言え,説得力が在りますねwww
Posted by シュウ at 2011年06月03日 11:19
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