配線図は…何処かで拾って来たコレとかを参考にしてます。(TEDさんの所のがわかりやすいかな? )

まずはAC電源周りの配線。
真空管アンプってのは家庭用AC(交流)電源から直流電源を作り、それを利用して真空管を駆動する。
まず電源トランス。メーカーそれぞれ仕様が異なるため、あらかじめメーカーのデータシートを見て、配線。

コードだらけwwwデータシートがなければお手上げですなw
アンプと言う機械の特性上、振動にさらされるのでしっかりネジは締めて置く事。

と言ったモノの…インチネジなので合うスパナが無いorz仕方が無いので9サイズってサイズで締め付ける…9サイズなんて生まれて初めて使ったwww

赤いのは嫌気性のネジロック材、ラジコン屋等で入手出来る。
たまたま有ったので使うw
今回のトランスはUS仕様、入力は120Vと125Vが選択出来る。(管理人は100Vコンセントからステップアップトランスで117Vにして使用)
データシートと配線材の色分けを見て判断。
まずは、シャシーアース。

ハンダ付けする場所にサンドペーパーで傷を付けておくとハンダが流れずらくなり、作業しやすい。
シコシコ、テキトーに…w

当初ケスタ−44でやってみたけどハンダがコロコロ転がってしまってくっつかない…秘密兵器の【ステンレス用ハンダ】で…
フラックスをハンダ付けする場所につけ、線材をマスキングテープ等で固定、シャシーを良ーくあっためてから…(シャシーはアツくなってますのでやけどに注意)

出来ましたっ!!テローンと配線材とシャシーにハンダが流れたら成功!!コロコロ転がるようだとまだ熱不足。

電源コードを引き込む…
振動にさらされて、電源コードの皮膜がシャシーで切れたりしないようにブッシュを噛ます。(ブッシュは付属品です)
これがまた堅くて難儀しましたよw
ニッパーで中側を切って、ラジオペンチでギューーーーーッと挟みながら穴にブッシュを入れる…(かなりの力技w)
【追記…この画像だと中側から…のように見えますが、ブッシュは外側からはめ込みます!!】

電源コードのアースを絶縁(日本の電源事情では使わないので…)
逆にサウンドチェック等でアースした方が良い結果ならまた配線するかもしれませんが…

電源コードからの片方(交流には極性が有りませんし、スイッチ・ヒューズ類も特に極性はありませんので…通常は寒色系(ブルーとか黒とか)をアースにしておけば後でチェックの際戸惑わなくていいかも…)とトランスから生えてる黒い線(このトランスの仕様の場合)をトランスのナットにアースする。(要するにシャシーグランドに落とす)
この部分のナットを締めるのはかなり狭いので難儀しましたw

電源線のもう片側はヒューズケースの片側へ…(ヒューズも極性は無いのでどちらに配線してもOK!!)
ヒューズケースのもう片側はパワースイッチに向かいます。そして、スイッチの片側はトランスの入力へ…(120Vの線に)
さて、これで一次側(入力側)の配線は終了!!
ココまでの配線チェックの仕方ですが…
コンセントの両側にテスターを付け、2Ω〜数十Ω程度だったらOKです。
0Ωやそれに近い数値の場合はショートしてますので、配線を再度確認してみてください。
一次側が終わったら2次側の配線です。
まず、フィラメント(ヒーター線)の配線、これは真空管を動作させたり、パイロットランプを作動させる為の電源です。データシートでは6.3Vと出てますが、何も繋いでない状態ですからテスターで計ると7V前後と思われます。【たかが、7Vと思いますが…大きな電流が流れてますからね!!シャシー掴んで配線材なんて触らないでくださいね!!】
このトランスの場合グリーンの配線材です。交流なので極性は有りませんので、どっちでも好きに繋ぎますw
おっと、交流の電源は、行き帰りの線が離れてループしたりすると、それが信号に乗った際にハムノイズの原因になったりと、悪さをしますのでコレを防ぐ為に、ヨジります!!磁帯が打ち消し合うそうです…そうだったかと思います…w
コレでもかっ!!て位によじらなくても良いんですけど…線同士が密着して離れないようにするのがベターです。
これは、ツイード期のオリジナル配線のアンプではあまり見かけませんが、メンテ・MODされたり、ブラックフェイス期のフェンダーアンプ等では積極的に取り入れられたノイズ対策のようです。(ごめんwあまり詳しくなくて…w)
もちろん、リイシュされたりしたレプリカアンプではこの辺りの配線も工夫されています。
そして…整流管に行く、赤・配線(330V)(4番・6番)と整流管のフィラメント(ヒーター)線・黄色(5V)(2番・8番)を配線。
今回のアンプは整流部はダイオード整流なので、整流管のフィラメント(ヒーター)線は配線しなくても良いんですが…w整流管も手に入ったら使ってみようかな…なんてw目論見なのでしっかり配線しますw
ついでに…w
整流管の8番からスタンバイスイッチに配線する。ココも大きな電流が流れますから線材は太めのにします。

電源関係の配線が終わった状態です。
ブルー/レッドのツートーンの配線は基板上に行く配線です。
他の配線は収縮チューブ等で絶縁して纏め上げておきます。いずれ邪魔だったら切っちゃいましょw
この状態でコンセントを繋いで、スイッチを入れると…パイロットランプが付くはず…ちょっとドキドキっすw(ってか、この程度だと蛍光灯作ってるのと同程度の工作よねw)
配線が間違っていると…ランプが付かない…とか、ヒューズか飛んだり・火花が散ったりしますから、コンセントはすぐ抜けるようにしておきましょう。
また、さっき配線しましたけど…シャシーはグランドを兼ねてますので、シャシーを掴んで配線材を触ると…言わなくても分かりますねwww
片手でシャシーを掴んで…配線材触ったり…とか…なんて事はヤメてくださいね…w

パイロットランプが付きました!!ちょっと嬉しいw
とりあえずココまでの電源配線は大丈夫のようですw
今日はココまでにしましょう。
次は基板製作&フィラメント(ヒーター)線をどうするか…だね。オリジナルには全然拘らないのでw自分なりの解釈を入れられるのが良いですねw
妄想は広がりますw
しかし、トランスの周りタイトですねぇ。
気をつけないとシャシーのエッジで手を切りそうです。
そうそう、当方のブログからリンク張りました。
こちらも宜しくお願いいたします。
どもども!!
まったくですwUSのキットなのにw
こんなところ指が入るのか???と何度も疑問に思いながら作業してますw
シャシーは以外にも丁寧な仕事でエッジが丸く面どられて居たり、トランスの穴がしっかり開けてあったりで、感心してしまいますw
あ、リンクありがとうございます。こちらからもリンク張っておきますね。
電源周りまで来ましたかぁ〜!ヽ(´▽`)ノ
増々楽しみっすねぇ〜。ワクワクします。(^o^
とりあえず入り組んだトランス周りを集中力のある時にやっつけておきたかったので…
今の所、感電してません(爆)
ホントにコワいのは交流より、直流な訳ですが…汗w