2008年04月27日

JEN CRY BABY Vol2

さて、結局基板から作り直した方が配線もしっかり出来るし…トラブル防止の為にも備忘録的に資料を集めながらやってみますか…w

なんと言ってもこの配線頼りないですしねぇw
ビンテージ線が素敵…
sagyomae.jpg

基板も…
【Mister】
pcb_mister.jpg

【Original】(以後便宜上こう呼びます)
pcb_cry.jpg

それではまず基板興し…
私のメインPCはMac Quick Silver733 OS Mac10.3.9…なのでウインドウズマシンでは普通に使える、ちょうど良いフリーソフトが無いorz

回路図を見て手書きで基板のパターンを起こして…と言う原始的な手順で…
その後、Adobe イラストレーターで、CADデータを起こす。

今回はPCBの見本が有るので、デジカメで撮影して、実物が有るのでソレをトレースする。【シャレでCry Babyの文字もトレースしちゃったりしてw】
cad.jpg

こんな感じでいつも使っているので不便は感じません。
イラレの場合、ベジェ曲線と言う特殊なツールがありますが、慣れてしまうと、コレが実に便利なんだな。

それで基板から外したパーツを付けて完成!!

それと、入力段の抵抗【68k】を【51k】に変更、これはバイパス化に伴いエフェクト音が小さく感じる為変更、また、トランジスタはBC109を入れてみた。飽和感が変わるね。2N5232もVOX846に使われているので使ってみた。BC109の方が,好みかなぁ…いわゆる定番ってヤツですね。
コンデンサはボックスタイプのものがのっていたから今回はコレを使ったけど…
トロピカルフィッシュが手に入る人はソレを使ってみても良いかも…

mr_cry.jpg

と順調に作業しているように見えますが…
実は…
サウンドチェック時に裏蓋ほ締めずに踏み踏みしていたら、可変抵抗を動かす為のギアを破損してしまったのです…
JENのクライベイビーは裏蓋が白いプラスティック部品で覆われているんですが…これが数ミリオフセットされているんですね。
それでギアが現行より長い…踏んでスイッチを入れた時に手応えがなくなってギアが折れてしまった…

ぐわーーーーんorz

しょうがないので後輩の旋盤工に直ぐ電話…
ギアのピッチが合わないけど、歯を切る道具さえ手に入れば作れる…との事…
地獄に仏とは庫の事だぁぁぁ!!

で…その工具手に入れてよ…w
まぁ人間関係は魚心有れば水心…
いつもお世話してあげているになっているのにスマンねぇ…

とやり取りがあったかなかったか…
無事制作してもらった!!
replace_gear.jpg


結局、JEN CRYBABYはVOX845などとはちょっと違う印象だ。
所有物のJim Hendli Wah JH-1はジムダンロップブランド、でも中身はVOXワウに近い、基板パターンもVOXのビンテージモノに近いのでパーツ交換などがやりやすいのかもしれない。現行のRMCのワウやブッダワウも中身を見せてもらったが、VOXレプリカの印象だ…
wah005.jpg

ただし、基板パターンをコピーしてパーツを入れ替えても全く同じサウンドにならなかったのも付け加えておく。原始的なエフェクトだけにパーツ同士の相性はかなりシビアに感じる。

【頼まれてこんなものも作ったりして…イエローが綺麗でしょ???w真似しちゃダメよwインジケーター用LEDも付けた!!】
ori_wah.jpg

6665_1.jpg

【全バラして塗装w】(けっこう大変w)
DSC00097.jpg
posted by シュウ at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | JEN CRY BABY
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/14475209
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック