2014年12月11日

ゲルマニウムトランジスタ

良いファズってのが市場に中々無いため(10万出すから探してこいと言われて出てくるものでもないw)どんなのがベスト?って言われても中々答えられないのがもどかしいのですが、良いFuzzfaceは、ある場所でフレーズを弾くとハーモナイザーのようになったり、ある人はアコースティックピアノみたいなサウンド…とも言います。
更に、管楽器のような音も出る…と言います。
ナンだか都市伝説のようですw
全てが一つで出たら良いのですが(笑)中々そう言うミラクルな個体には出会った事がありませんw
だ〜か〜ら〜w
Fuzz faceってのは集め始めるとヤバいのですw

FUZZを作る先にまず始めるのが(普段から纏めてやってますが…w)
トランジスタの選定。

IMGP1957_2.jpg

色々ありますねw
基本的にややダークな印象が欲しい時に好んで使用するものですので、欧州産が中心になりますが、良いものは中々探しすのも難しいです。品番は当然NKT275とかは今となってはマトモなものは無いと思っていいと思いますw
20個買って一個使えれば御の字ってのが今時は当たり前です。
ただ、品番に拘らなくても良いサウンドが出るゲルマトランジスタはあります。
もしかしたら、NKTなんかよりも…(笑)

まず欧州産これは黒いガラス管のモノですね。

IMGP1962.jpg

そして、赤ドットと言われる頭が赤くなっているガラス管。
IMGP1963.jpg

NKT275ですね。FUZZ FACEに使われていたので人気があります、デニスコーネルさんが作ったFuzzfaceのリイシュにも使われていたり、○ナログマンのFuzzfaceリイシューにも使われていたりします、が。今入手出来るものははずれが多く、元々持っていたものを選定して作られたようで、殆どのものが限定となっている理由は手元のトランジスタの在庫が無くなったからもう作らんよwって言うものですw
やや、ダークでおとなしめのサウンド傾向です。ただ、ギターのvolを絞った時のナチュラルな感触は素晴らしいです。元々FuzzfaceはギターVol全開は殆ど使わず、1〜9.5位を上手に使う事がコツですのでコレで良いのですねw

IMGP1970.jpg

ACとかOCの品番がヨーロッパ産の特徴ですね。AC128とかはややゲインが高め、音は潰れて、ギターvolを絞った時の鈴鳴り感も強めです、ただそれが音が細いと感じてしまう事もあります。
あまり極端な数値のものはリーク電流も多くなりますので注意が必要です。
IMGP1971.jpg

UFOみたいな外観のロシア製・ロシアはつい最近までゲルマニウムトランジスタは作ったりしてましたので、割とリーク電流も少なくていいものが多いのですが…ややハイゲイン気味。
やはり印象はヨーロッパ産とは変わります。ヨーロッパ産よりダークな印象のものが多いです。オルタナ系の人には人気がありそうw
Jim Dunlop製ジョーボナマッサシグネーチャFuzzfaceには使われてたりします。

IMGP1969.jpg

ダークホース的に存在が、実は国産のゲルマニウムトランジスタ、SA SBとかで始まる品番のものです。
数は少ないので入手は勿論難しいのですが、割と造りが良く、リーク電流も少なく使えるものが多いのは国民性ですねwMade in Japanってスゴいw
ただ、サウンド傾向はやはり国民性か?(笑)真面目なオトーさん的な感じです。巧く使うと良い音になります。
IMGP1972.jpg
それぞれキャラクターがある事が分かりますが、コレが良いとか一概に言えないのも確かですね。
そして、ソコがFuzzfaceの難しい所。

作るだけならビギナーレベルの工作ですが、良い音にするのには中々難しい器材でもあります。
ただコイツの出す倍音、音を伸ばすと後から付いてくるフィードバックのような倍音が捩じれる感じ、そしてバッキングの時にvolを絞った際のキレの良さ。等々…
FuzzfaceミラクルにハマるとOver DriveとかDistortionって単調でツマンナイよなwってなってしまうのですw

当然、Hfe値なんてーのはてんでバラバラw
ですので回路図通り作ってもベストサウンドなんてモノにはなりませんね。
抵抗値は回路図のそのままではなく、近似値を用意して色々試してみると良いですよ。(幾つも無いですしねw)

SHUの虎の子w Mullard製OC77、試験機では最高のサウンドでしたが…
これが箱に入れても良い音とは限らないのが難しい所ですorz

IMGP1965.jpg


テストはHfe値だけでなく、リーク電流も計測しないと正確なHfe値が出てこないのもゲルマのめんどくささw
IMGP1957_2.jpg

ロシア製のはN.O.Bが在ったので思わず即買いwコレで爆音FUZZでも作るか〜?w
IMGP1958.jpg

一つの品番のエラー品だけでもコレだけありますwコイツらは使えませんので何か遊びで発振・ノイズ系モノでも作った時にでも利用しますか…w
20個→1個どころじゃないですねw
結局高く付くと言うwww
IMGP1968.jpg

Fuzz Faceのまんまコピーを作ると言うのも勿論オモシロいのですが、自身でベストトーンをしっかり頭の中に置きながら作らないと迷宮に入り込みますw
posted by シュウ at 12:48| Comment(3) | TrackBack(0) | FUZZ FACE マニアック
この記事へのコメント
シュウさんのG-SLAM、六本木の某店でいただきました。
最高です。
シュウさんの作るFuzzだったら今度も絶対に欲しいです。
Posted by KAN Hossy at 2014年12月11日 12:58
KANサン>
嬉しいお言葉ありがとうございます!!
自分の好きなサウンドを作っているだけでソコまで言われるとwなんだかこそばゆいですがw
G-SLAMのスピード感はたまりませんよね(笑)

東京エフェクターさん共々末永くご愛用ください。

Posted by シュウ at 2014年12月12日 19:24
まさにFUZZは出口の無い迷路だぁぁ
Posted by シンメイ at 2015年07月08日 02:54
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