2012年01月27日

JBL D130Fインストール←これはヤバいですわヽ(´▽`)ノ

いやぁ、この時期いつもなら暇なはずが、先日のブログで書いたスイッチボックスのご注文とか、遅くなってしまっている3ch ODのリリースなどで忙しいんですが…
そんな中、別件の日記でスミマセンorz

なんとなく徘徊していたeBayで見つけたレアもの(そうでもないのかな?)D160Fのオレンジフレーム。(普通はグレーフレームです)
これはコチラにも記載されてますがリプレース用にFender社がリリースしていたもので、アフターマーケット用のとの事。まぁフレームの色が違うだけなんですけどね。
こうして見ると、オレンジのはヤバカッコいいw
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最低価格が高かったのもあって、競らずに落札してしまった(´Д` )イェァ
年末のクリスマス時期はこんな金額じゃ、ノーマルのでも落とせなかったのに…

コーンはオリジナルではなく、アンプ製作でもお世話になったWeberさん(もともとはスピーカー屋さん)がリコーンした物とのことで、ビンテージよりも少し安いのかな?
まぁオリジナルには全然拘らないので、古臭いコーンのものをびくびくしながら使うよりは良いかなと…
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Weberさん、さすがに良い仕事します。綺麗ですね。ビンテージモノスピーカーの修理では有名ですもんね。

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エッジも当然綺麗ですw

因にビンテージモノのコーン紙はこんな感じでした…
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こちらはグレーフレームのシリアル#3000番台のコーンです。エッジも補修してありますね。センタードームも凹んでないので綺麗な品物です。

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コレね。
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配線も綺麗になってます。(当たり前ですねいちいちスミマセンw)

元々付いていたのはWEBERさんのビンテージアルニコってモデルです。
まぁ当たり前ですがTweedに付いていたスピーカーのレプリカですね。ミッドが濃い気がします。
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これはこれで、Tweedトーンとしては素晴らしいスピーカーなんですが…
もっと、ドンシャリ気味にしたいんですよね〜!!Tweedのガワなのに、SRVみたいなサウンド!!みたいなね。
フェンダー系アンプの美味しい所は鈴鳴り感ですから、それもしっかり出ているので交換するのが勿体ないくらいです。

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スピーカーを外した所…滅多に見れないですから(笑)バッフルボードも華奢だったらもっと補強が必要?と思いましたけど、心配要らないみたいですね。かなり堅牢な作りでした。出音で負けているようなら、もっと硬い材質に交換も必要かな?

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よっこいしょーいち!!と独り言を言いながら←オヤヂですなw(一人でコレを言ってクスッと笑ったらホントのオヤヂです)
いやいや、そんな事じゃなくて!!やはりJBL、フレームの重さもWeberのJensenレプリカとは全然違います。
この辺はコーン紙の動きを受け止める部分ですからオーディオ的には重い方が良いんでしょうけど、Jensenなどは軽くても良いサウンド、要はバランスなんでしょうね。

さて、作業終了。
後ろからチラッと見えるオレンジ色のフレームがなんかヤバそうな感じw
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音はまだ硬いので、エージングして、いずれ録ってみますが…
軽く試奏してみましたが…うわwこれはヤバいwミッドも濃いには濃いんですが、ローからチリチリ言う所までのバランスが良いです。

若干ドンシャリに聞こえますが、バランスが良いです。以前にも増してタッチとレスポンスが良くなってます。
Volを上げて行ってもクリーンなイメージのままです。歪まないんじゃなくて、分離が良いまま歪む感じですね。このクリーンな感じは良いぞ!!っそっかwSRVもそうですもんね。
あ〜、JBLってこう言う事か…しかし、これは手強いですねぇw

この辺が好みって事になるんでしょうね。アルニコ独特の鈴鳴り感はWEBERのJENSENレプリカより感じますね。
ローも飽和してズブズブって言わずにクリーンなイメージでブンブン出てます。そうそう!!この感じが欲しかった。ただ、レンジが全体的に広がっているので、以前に増してタッチにはシビアになってますねwうん、ヤバいです。
TS系を噛ますのってそう言う事ね。ローは十分だものw前々から感じてましたが、この感じは12inchのスピーカーじゃ真似出来ないかも…無理に出している感じではないですね。(で、わかります?)まぁ時間が出来たら音を録ってみましょう。
posted by シュウ at 16:33| Comment(6) | TrackBack(0) | TWEED 5E5A Pro Amp製作&MOD

2012年01月20日

LOOPER & AB box

割と評判の良いLOOPER & AB Box。
4C6T7.jpg

お値段は…メールフォームで聞いてください。

思っているより安いです(笑)(研究費用捻出のためです(笑))だから一杯持ってても邪魔にならないw

前回のワウアウトバッファの売れ行きからも推察できますが、ビンテージエフェクターを使用している方が多いみたいですね。


こんな簡単な構造のものなんですが、簡単だからこそ基本的な作りがちゃんとしていないと良い音にならないのかも…

こういうものって通せば、接点が増えるわけですから、音が変わらないものってのは存在しません。
色々対策はあります。バッファアンプを付けたりするのも在りですね。

バッファは高品位で評判のいいものが既にありますので、どうせなら持っていると便利なモノにしちゃぃましょう。ってことで作ったら…あっという間に申し込みが…汗

まぁ、薀蓄は後回しで(笑)特徴ですw

便利ですw敢えて、パッシヴにしました。

1.まず普通のルーパーですね。間に一個でも二個でもエヘクタを直列でつなげます。(スルーだとブルーLED・ループ側に信号が行くとレッドLEDが点灯します(9v電源使用時)電源は使用しなくてもLED点灯しないだけでループセレクタの機能は使えます。)

2.AB BOXとしてチューナーアウトにしてもいいですね。音を出してチューニングしたければループにしてしまえば良いですね。チューナーって繋いでると思ったより音が硬くなりますね。Volペダルに繋いでも不思議とそうなりますね。

3.アンプセレクターでも使えます。

4.逆に繋いで、A Bインにすればギター持ち替えのときにスイッチ一つで持ち替えが出来ます。

5.電池はLEDを光らせるためだけに使用しますので、LED点灯(ブルーとレッドで切り替えインジケータになります)が必要なければ電池なしでも使えます。

6.サイズが限界ですwおかげで電池が入りませんw電池スナップ付属します。これがまた便利w他のセンターマイナスのエヘクタでも使えます。電池交換面倒なときに新品電池繋げれば、すぐ使えます。最近のブティック系エヘクタって、裏蓋外すの面倒ですモンね。

ね、もう一つ欲しいでしょ???(笑)
ウチはビンテージエヘクタの音痩せ実験用に使ったりしてますw

ん〜と、他のものと違うのは…

まず、ちょっとだけ味付けしてます。WEのビンテージ線を信号線に部分的に使用してます。

なんでもかんでも、ビンテージ線にしてしまってる自作派の方もいらっしゃいますが、良い音になりましたか???モグっちゃって駄目でしょ?(笑)

何よりまず、扱いが難しいですね、使う前にちゃんと処理しないと芋ハンダになっちゃいますよ。

ウチのはちゃんと半田付けしてますwそういうノウハウくらい持ってますw
意外と大変ですが、ちょっとしたことで音が良くなるならやったほうが良いですね。
通しただけでなんかギターの美味しいところがピックアップされるんですから、それは美味しいw

今のところ受注生産で、10日程で納品です。
posted by シュウ at 23:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 新作アナウンス

新作のサウンドテスト

こんな感じでMOJO LAB STUDIOにて、テストしてます。

いつもの事ですけどねw

試奏している人に合図してますが、10あるうちの今3ですよ。ということ。
YOUTUBEの音源でもはっきりヌケが良くなるのが分かりますね。

大体自分が弄るところって分かりやすいのはこんな感じです。

可変したいところは弄れるようにして爆音で鳴らしますw
小さい音でチェックすると大体後でorz←ってなるからです。

後は細かいことだけど、半田付けの技量ってのもありますよ。(半田付けが巧いとかじゃなくてもっといろんな意味です)

某アンプドクターのA間さんともそんな話しをしました。
パートのオバちゃんが作るのと、ちゃんとした人(コレが中々居ないw)が作るものでは音がまったく違います。
自分が作るものはガッツがあって、音が早いらしい…汗

Ovationプリアンプの修理

暫く放置していたOvation、GAINをイジるとガリが出る。半分から上が無音。

こんなの持ち込まれました。

まぁこりゃスライドvolの接点ですな。

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とりあえずプリアンプを外さないとどうにもなりませんね。
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このスポンジの間からも埃が入ったりしたんでしょうなぁ…

鍋の底みたいなOvationの裏蓋からごそごそと引き出します。
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結構埃っぽいですね。

接点復活剤をつけるんですが、スプレー式のでも吹き付けちゃ駄目です。
まず、この手の作業の前にポットの仕組みってのを理解しないといけないですね。
分解したことあるヒトは分かると思いますが、スライダ式も回転式も、カーボンなどの上を接点がスライドして抵抗値が変わっていく仕組みですが、その接点に埃や異物が入るとノイズが出るってわけで…
周りにつけるのではなく、その接点に接点復活剤をつけてやるか、無水アルコールなどでそのゴミなどを洗ってやるんですね。ただ、注意しないといけないのが接点復活剤は浸透性が高いのでプラスティックのパーツなどにつくとボロボロになっちゃいます。(マーシャルアンプのジャック端子などはその最たる例で、ココがボロボロになったのを見たことがありますが、前のオーナーさんがCRCとかの安物を吹いたんでしょうね)

それと、油分を含んでいるものなどは、埃を寄せやすいので、接点が復活したらその油分をふき取るなどしないとまたガリノイズが復活します…orz
アルコール漬け(のんべえのことではない)にすると、回転式の場合、グリスも流れてしまいますので、回した感触が変わってしまったりしますので注意が必要です。僕はCTLのポットのグリスの硬さが好きですw

いずれにせよ、ビンテージものとか、どうしてもパーツが入手できないなどの場合以外はあまり効果的とはいえないかもしれません。接点復活剤で駄目だったら、諦めて交換しましょう。
しかし、スライド式のVOLなどは特注の場合が多い?ので、交換は難しいのかもしれませんね。

さて、作業は終わりました…
プリアンプを見ると、碌なパーツが使われてないwww
ムクムクとMOD魂に火がつきましたw


アコギのプリアンプですからガッツがあっても仕方ないですねw
エフェクタに入れてガックリしたw高価なOSコンとかなんとなく合いそうですw

コンデンサ類を全て交換してしまいました。やっててアホかwと自分に突っ込みを入れながら…
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弾いてみるとおおっw
ちゃんと音抜けが良くなっている。オベーション特有のザラーンって感じが損なわれずに、ちゃんと上品な音になりましたね。

まぁファンの方には怒られますが、オベーションなんて、効率主義の塊ですからね。
トップ単板であれば、あとはプリアンプとかの性能がモノをいうんでしょうね。
posted by シュウ at 22:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2012年01月18日

サウンドチェック

またちょっと間が明いてしまいました。

今年に入って初の投稿ですね。
今年も宜しくお願いいたします。

twitterやFacebookをしてるとついついブログが更新してないなんて事になってしまいますね。

今回はサウンドチェックです。
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某BLIND MANのvocal高谷アニィに作ったGuv'norMODの更なる改造。
のチェックシーンを動画で撮ったのでちょっと公開してみます。



本当はテロップを入れられればいいんですけど、ウチの環境だと難しい?みたいなので、時系列をおって解説していきますね。
ランスルーで撮ったので弾き方は適当ですw別に上手でしょ?って映像ではありませんので聞き苦しいのは我慢してくださいw

あくまで主感でのインプレですから、人それぞれ好みもあるでしょうしどれが良いってのは触れないで聴いておいてくださいねw

まず、機材から…アンプは自作のfender 5e5a proタイプ、ギターは79フライングV。
マホガニーホディにフェンダーツイード系と、ミッドが濃くなりがちなセットですけど、アンプ直では、ヂャリーって感じの部分も出てますね。(バイアス調整でそうしているだけなんですけどね)

まずは、アンプ直のサウンド

0:12 スイッチオンですね。じゃらーんってやってちょっと伸ばしたときに後から倍音が付いてきてますが(0:35)こういう所を聞いたりしてます。
その後ちょっとギターのvolを絞って音の切れのよさをチェックしてるのかな?←自分のことだろw

0:55 vol全開。音色が変わってますね。倍音が増える感じ。まぁギターのvolの特性でトーンの影響を受けますから、全開のときは倍音が増えるのもあります。

1:07 ここで弄ったのは昇圧モードスイッチ、今まで17〜18v動作でした。スイッチを元々の9v動作にしてます。
何回か切り替えてますが、音色の違いが分かりますか?歪みは9vモードのほうが強いですね。コンプ感が強いというか…

1:30 6弦をブリブリやってますがw昇圧したほうが潰れずにしっかり聞こえてますね。クリアな感じが好きな人はこっちのが良いのかな。

1:40 再び9vモード、歪んだサウンドは9vの方がまとまって聞こえますね。こういうのが好きな人も居ますね。

1:45 ギターのvolを絞ってます。でも歪んでますね。あまり印象が変わらない。ギターのvolを絞るとトーンの影響で少し引っ込んで聞こえますから、普通のエフェクタではヌケは悪くなります。

1:50 6弦を再びチェックしてますが、グシャって潰れちゃってますね。コレ、エフェクターの歪みだと普通の出来事ですね。ギターで幾らvolを絞っても真空管アンプのようにクリーンにはなりませんね。

2:00 昇圧モードにしてます。エフェクターのセッティングもギターのセッティングも変えてませんが、ちゃんとアルペジオっぽい弾き方が分離して聞こえてません?ベンベンって6弦を弾いても9vモードのときよりつぶれてませんね。

2:25 今度はクリップモードを切り替えました。ガヴァナーのLEDクリップからゲルマニウムダイオードのモードに(そういうMODもしてあります)センターはクリップのキャンセル。
それぞれの音色の違いが分かりますね。ダイオードのクリップは音量も押さえつけられる感じで、ジリジリ言います。LEDはクリップ感は薄くてハイだけが荒っぽい感じでミッドも出ているような感じですね。
クリップキャンセルは音量が増えて、ブースターのような効果になります。クリップで歪むんではなく、ブースとされて歪んでいる状態。

それぞれ特徴が分かりやすいと思います。

3:15 からは遊び始めてますねwLEDモードが気に入ったようです(爆)

今開発中のOver Driveの試奏動画もオマケw



とりあえず組んだ状態です。痛いエフェクターですw

TS系なんですが、BASS TREBLEコントロールが付いて、どちらかというと、ブースター的な使い方ができる設定にしてます。クリップ切り替えスイッチも付いているのでOver Driveって便宜上言っては居ますが。

アンプ直のサウンド、15インチスピーカーだとストラトだとかなりのローが出ますね。
それでもちゃんと鈴鳴りっぽくはしてあるんですよ。ヒャヒャーンって出てますね。
レンジはかなり広いアンプだと思いますね。
アッシュボディのギターは、ドンシャリ気味になりますが、PUが割とパワーのあるタイプなので、ミッドも濃く出てます。コレはコレで好きな人も居るんでしょうけど…
しかし、バンドサウンドとなると、これだとおそらくベーシストと喧嘩になりそうです(笑)

TS系だとミッドハイに振られるんですが、まぁ多くのヒトはローが無い…とwまぁ
言うわけですよ。それでこんなのを作ってみたとw

バッキングでは良い感じで抜けますね。ソロを弾きはじめるとTS系だぁって感じの鼻ツマミ音になりますね。

もうちょっと詰めて行きます。